今日も快晴のウトナイ湖です。
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遙か遠くの山々もきれいに見えていました。
DSC09165山並み



そんな中、小さい春をみつけました!

今年も出ました!フキノトウ!
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そして、芽吹いたばかりのエゾニワトコの新芽。
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林の中では、2羽のハシブトガラが追いかけっこをしていました。
いよいよ恋の季節の到来ですね!
DSC09198ハシブト


ギィ-!ギィ-!と鳴きながらコゲラが現れました。
こちらも2羽いました。
DSC09195コゲラ


そして、観察路の木道の近くでゴソゴソと音がしたので、見てみると・・・
音の正体は冬眠から目覚めたシマリスでした!
この写真の中のどこかにシマリスがいます。
さて、どこにいるでしょう。
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正解は・・・
ここでした!
DSC09204 シマリス


是非、皆さまも春を探しにウトナイ湖に散策にいらしてください。

(山浦)

※ウトナイ湖および周辺観察路では山菜を含めた植物の採取はできませんのでご注意ください。

 一昨日(26日)午後2時~3時に「イソシギのテラス」~ハクチョウの小径~「道の駅」前湖岸を巡回し、状況を把握しました。湖に結氷箇所は見当たらず、開水面が広がっています。

 確認した水鳥とワシ・タカ類は、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、トビ、オオワシで、衰弱・死亡個体はなく、異状はありませんでした。

 この日はコハクチョウの群れが、湖の南西部(勇払川流入部の奥)と、美々川流入部で羽を休め、計245羽を数えました。(写真で赤く囲ったところ)
勇払川流入部
湖の南西部。浅瀬となっている。手前が勇払川

美々川流入部
美々川流入部は遠くに見える

 また、「道の駅」横の展望施設の屋上からは、湖と反対側に、雪をかぶった樽前山を望むことができました。
樽前山
湖を見て振り向くと、なだらかな稜線の樽前山の姿が

 特にコハクチョウは、4月に入ってから大きな群れが立ち寄ることがあります。楽しみに待つとともに、監視を続けたいと思います。(中村S)


「野鳥と高病原性鳥インフルエンザ」についてはコチラもご覧ください

私たちの活動をご支援ください。ウトナイ湖ファンクラブのご案内はコチラです

皆さまこんにちは。見習いレンジャーのタイチです。

まずはウトナイの近況から。
今シーズンの初認として、ヒバリ、キジバトのさえずりが確認されております。これからさらに夏鳥たちの姿を見る機会が増えていきますね。ハクチョウ類は一度ほとんどいなくなりましたが、昨日の調査時にコハクチョウが245羽確認されております。4月中旬まではちらほら見られる日もあると思います。是非ウトナイ湖に遊びに来てください。

なおネイチャーセンターの閉館期間につきましては、今後の予定が決まり次第ウェブサイトにてご案内させていただきます。

さて今日はまだバードウォッチングをしたことがない人に向けて書いてみようと思います。私が本格的にバードウォッチングを始めたのはつい数年前です。ウトナイ湖の先輩レンジャーは子供のころからバードウォッチングをしている強者がほとんどです。なので大人になってから興味をもって始めたいと思っている人に向けてその魅力をお話するには、まだまだ初心者の私が適任なのかな、なんて勝手に思っています。

はじめに断っておきますが、楽しみ方は人それぞれです。
一口にバードウォッチングと言ってもいろいろなスタイルがあります。庭にやって来る小鳥を毎日ただぼーっと見るのもよし、レアものを求めてあちこち探しまわるのもよし、特定の種に限定して徹底的に調べ上げるのもよし、楽しみ方は人それぞれ、無限にあると思います。
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ですが、いずれの楽しみ方にも共通する部分はあります。それは「見つける」ということ。バードウォッチングは、鳥を見つける、という作業が必要条件となります。この見つけるという作業はある人間の本能を満たすものだと、アメリカ人バードウォッチャーが言っているのをテレビで見たことがあります。そのテレビ番組はとっても面白い内容だったので、また後日。話を戻して...彼女曰く「バードウォッチングは血を見ない狩猟である」と。なるほどーと思いました。我々人間には狩猟本能というものがあると思います。ゲームでも○○ハンターとか、○○ゲットだぜ!なんてものが多くて、珍しいものを捕まえてコレクションして、記録を付けたがる欲求があると思います(特に少年にこの傾向が強いかな)。

彼女の意見に戻りますと、バードウォチングはその対象を傷つけることなく、我々の狩猟本能を満たしてくれる趣味である、ということです。もちろん、バードウォッチングにおいてもマナーを守らないと野鳥の生活に悪影響を与えてしまいます。ですので、最低限度のマナーを守ることができれば、本来矛盾する二つのモノを満たすことができるのです(狩猟本能と野鳥への親しみ)。

この魅力を言葉で表現するのは容易ではありません。わたしも上記でうまく説明できている自信はありませんが、いずれにしてもバランスのとれた、クールで、カッティングエッジで、ハートフルかつラディカルな趣味である、ということを強調して今日は終わりたいと思います。カタカナを使えば雰囲気で伝わると思っていたら大間違いです。

若干風が強かったものの、春の日射しがたっぷりのウトナイ湖です。
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でも朝はうっすら雪化粧でした。
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木道上にはキタキツネらしき足跡が。
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朝、「道の駅」近くの湖岸にはダイサギを見つめるアオサギの姿がありました。
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午後の林の中の様子。もう普通の靴でも歩けます。
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「マガンのテラス」へ向かう木道の様子。
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「マガンのテラス」に近づくとハクチョウの鳴き声が聞こえてきました。
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コハクチョウ・オオハクチョウ・マガモ・ヒドリガモ・オナガガモが集まっていました。
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先週まで日中でも「キャハハン」と鳴きながら上空を編隊を組んで飛んでいるマガンの姿を見られたのですが、今日は全く見られませんでした。
ちょっと寂しいですが、もう北上を初めているのでしょうね。

風が強かったせいか、歩いた時間帯が悪かったのか、林の中で出合えたのはハシブトガラとシジュウカラだけでした。
でも、今日は天気がよかったので、観察路を歩かれている方が多いように思いました。

ハンノキの花粉も飛び始め花粉症の方には辛い時期ではありますが、ウトナイ湖で春の散策をお楽しみください。
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(山浦)

皆さまこんにちは。見習いレンジャーのタイチです。

初めにウトナイの状況ですが、水鳥のピークは過ぎた感じがします。特にハクチョウ類は急に減った印象で、やや北部の舞鶴遊水地に水鳥が多く入りはじめているという情報も入ってきているので、少しずつ北上して行っているのでしょう。ロシア、ツンドラ地帯を目指す鳥が多いので、つかの間の休息、たくさん食べてたくさん寝て、英気を養って長旅に備えてもらいたいものです。

そんなあわただしい根無し草な鳥たちとは無縁なのはこちらのお方。
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そう、美しいコブハクチョウです。
ウトナイ湖常連の方はもうご存知でしょうが、このハクチョウは本来ここにはいないはずの鳥なのです。約40年前、道南の大沼国定公園につがいが観賞用として持ち込まれ、その子達のうちの数羽がウトナイ湖に渡り定着したと言われております。ウトナイ湖では一年中見ることができ、繁殖もしているようです。この画像は数日前、船着き場付近をスーッと泳いでいるところを偶然見かけ撮影しました。

自然分布はヨーロッパ西部、中央アジアということで「外来種」ということになります。まだ在来種に対する明らかな脅威とはなっていないようですが、オオヒシクイやアカエリカイツブリの生態に影響するかも、という研究もあります。

人間によって持ち込まれ、そのうえ邪魔者扱いされたのではかわいそうすぎます。このままひっそりと穏やかに暮らしてほしいな、と思いますが、それもまた人間の都合なのか...一度人間の手が入ってしまうと単純な話では済まなくなってしまう例は枚挙に暇がありません。普段の生活の中でも知らず知らずのうちに環境に変化を与えざるを得ないのが現代人の生活なのでしょうが、可能な限り身の回りの多くの事に気付ける人間になりたいな、と思いました。

と、今日は一羽のコブハクチョウから真剣に学びましたが、おそらく本人は「あぁー水草超うめぇー」くらいにしか思っていないのでしょう。

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