お盆が過ぎましたが、まだ雨模様のウトナイです。
様々な植物が咲いていました。

ナガボノシロワレモコウの長細い白い花は、昆虫たちに大人気です。
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足元を見ると小さなな花が咲いています。
まずこちらは、ミゾソバの花。
葉っぱの形が特徴的です。
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こちらの白い小さな花は、アキノウナギツカミです。
インパクトのある名前の通り、全体を触ると何かひっかかるような感触です。
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さて、観察路で、ピンク色の花がよく見られました。

エゾカワラナデシコ
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ツリフネソウ
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観察路をピンク色でにぎわせてくれていたホザキシモツケの花はもう終わりのようです。
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しかし、よく見るとまだピンク色が。
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日に日に、植物の変化が見られています。
林の中では、背丈が高く、大きな手のような葉が特徴のオオハンゴウソウが開花していました。
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また、秋を感じるエゾリンドウのつぼみが見られました。
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今の時期、観察路でよく見られる昆虫。

ジャノメチョウ
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セスジイトトンボ
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センチコガネ
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今しか見られないウトナイの自然をぜひ見にいらしてください。

和歌月

※観察路を歩く際は、ぬかるみ等があるので長靴をおすすめします。また、蚊が発生していますので、ご注意ください。
※観察路での動植物(昆虫を含む)の採取はできません。

ここ最近、雨続きのウトナイです。
本日は、つかの間の曇りの時間に観察路に出ました。

湖には、怪我などの原因で渡りをしないオオハクチョウが水草を食べている姿が。
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観察路の木道脇にミゾソバの小さな花がひっそりと咲いていました。
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木道を乗り越えるほど伸びたノコギリソウの花。
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さて、最近咲き始めた黄色い花。
弟切草と書いてオトギリソウです。
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同じく黄色の花ですが、長細い形をしているキツリフネです。
こちらも今が見頃です。
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草地などでヒラヒラと舞っていたのは、ジャノメチョウ。
黒い目のような模様が特徴です。
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木道の上にチラホラ落ちていた、特徴的な形をした実。
マユミの実です。
赤くなる前に、落ちてしまったようです。
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落ちてしまった実も生き物たちに人気のようです。
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こちらは、春に白い花を咲かせていたミヤマザクラの実です。
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さて、ひときわ目立つ赤い実は、エゾニワトコ。
こちらも昆虫にも人気の実のようです。
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その横では、8月初めまで勢いがあったオニシモツケの葉が茶色くなっていました。
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つかの間の曇りのためか、野鳥が活発に動いていました。
ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、シジュウカラなどが、鳴きながら木々を移動していました。

ウグイス
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センダイムシクイ
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メジロ
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さて、水分を含んだ土壌には、きのこがはえておりセンチコガネなどの昆虫が集まっていました。
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雨で湿った木道や土道は滑りやすくなっていますので、ウトナイ湖の観察路を歩かれる際は十分注意して散策ください。
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(和歌月)

※蚊が多く発生していますので、十分に虫よけ対策をして散策ください。




先週の暑さが一転、ここ数日20℃前後の気温のウトナイです。
本日は風が強く吹いていました。
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さて、観察路の植物も見られるものが、あっという間に変化しています。
野生鳥獣保護センターのバリアフリー木道の入り口付近には、エゾカワラナデシコが咲いていました。
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また、ハスカップの小径では、ヒヨドリバナの開花が見られました。
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そして、観察路のいたるところでみられるキンミズヒキの黄色い花。
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また、クサレダマ(草連玉)の黄色い花も見頃です。
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さて、先週まで黄色い花が見られていたトモエソウはすっかり花びらが落ちていました。
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白いホワホワが特徴の、ナガボノシロワレモコウの花も咲き始めました。
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さて、オタルマップ川手前の木道付近には、緑色の球体が。
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ケヤマウコギのつぼみです。
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オタルマップ川の水量は多くなく、穏やかに流れていました。
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さて、本日木道でよく見られたのは、
「ひょっこりはん」
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ニホンカナヘビでした。
細長い尾が見えたと思ったら、突然動き出すニホンカナヘビでした。

さて、イヌゴマの花にも、、、
「ひょっこりはん」
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さて、どこかというと、ここでした。
オオチャバネセセリ(チョウ)が隠れていました。
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観察路を歩いていると、様々な生き物にひょっこり出合うことができます。

※ウトナイ湖観察路での動植物(昆虫を含む)の採取・捕獲はできません。


最後にイベントのご案内です。

道の駅ウトナイ湖隣接の「ウトナイ湖野生鳥獣保護センター」では、
観察路に設置されたクイズを解く「ウトナイ湖・夏のウォークラリー」イベントを開催中です。
日時は、8月19日(日)までの、土・日・祝日の午前10時~午後4時まで。
8問ある自然の問題に挑戦してみてください。
参加賞と全問正解賞をご用意してお待ちしております。
事前の申し込みは不要です。参加される方は、上記の時間内に保護センター館内の受付へ直接お越しください。
詳細はこちらウトナイ湖野生鳥獣保護センターイベント案内
皆さまのご参加をお待ちしております。


(和歌月)


8月2日、ウトナイ湖を飛び出し、勇払原野と美々川の源流部の巡回に行ってきました。

まず、勇払原野の巡回です。勇払原野は、石狩低地帯の一角で太平洋に面しています。ウトナイ湖などの湖沼や湿原、森林といった環境から成り立っており、様々な野鳥の生息地になっています。
巡回では、アオバトやノビタキ、カワラヒワがよく見られ、原野の遠くをチュウヒが旋回飛翔している様子が確認されました。

チュウヒは、餌を安定的に確保できる湿原やアシ原などの環境が生息地です。現在は国内で90つがいほどしか確認されていなく、環境省のレッドリストで絶滅危惧ⅠB類、国内希少野生動植物種に指定されています。チュウヒが生息していることは、勇払原野が多くの種類の小鳥が生息できる環境といえます。

弁天沼_IMG_8127


次に美々川の源流部です。美々川は、ウトナイ湖に流入しており、原生に近い形で流路が残されています。

美々川源流部_IMG_8140


湧水で形成された川が流れ、周囲を森が囲んでいます。森の中にはセンダイムシクイやキビタキのさえずりを確認しました。また、森の中では猛禽類の食べ跡が確認されました。

食痕_IMG_8141


猛禽類は、羽根をむしり、解体してからエサを食べます。羽根はボロボロになっており、種の判別はできませんでした。

ウトナイ湖の周囲には、豊かな環境が数多く残っています。ウトナイ湖だけでなく、周辺環境全体を保全していく必要があると感じた1日でした。

(稲葉)

初めまして。
日本野鳥の会保護区グループでレンジャーをしている稲葉と申します。普段は、シマフクロウやタンチョウの野鳥保護区の設置や管理の仕事をしていますが、今はウトナイ湖サンクチュアリに出張しており、1週間ほど滞在します。
ウトナイ湖や勇払原野の最新情報をお伝えしますので、短い期間ですがよろしくお願いいたします。


8月1日に、初めてのウトナイ湖を巡回しました。
気温は30度近くにもなり暑い1日でしたが、カンムリカイツブリやセンダイムシクイなどの鳥類や、ナガボノシロワレモコウ、トモエソウなどの植物を確認できました。
その中でも特に目立っていたのは、ウトナイ湖の夏の代表的な花のホザキシモツケです。
ホザキシモツケ_IMG_8102


ホザキシモツケの花は、長くふわふわしているのではなく、ピンク色の小さな花が無数に集まってできています。
ホザキシモツケ_拡大_IMG_8061


ウトナイ湖の全域で見られますが、イソシギの小径では群落が見られ、まるでピンク色の絨毯のようです。
ホザキシモツケ群落_IMG_8099


ウトナイ湖では、そろそろホザキシモツケの花が終わりを迎えますが、次は夏の終わりに咲くエゾリンドウなどが見られるようになります。暑い日が続きますが、これらの花が咲き始めると、秋はもうすぐと感じるかもしれませんね。


(稲葉)

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