本日(17日)午後3時~4時に「イソシギのテラス」~ハクチョウの小径~「道の駅」前湖岸を巡回し、状況を把握しました。確認した水鳥とワシ・タカ類は、コブハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、ダイサギ、トビ、オジロワシで、衰弱・死亡個体はなく、異状はありませんでした。湖はほぼ全面結氷し、水鳥の姿は100羽以下とわずかです。(中村)

写真1.
「道の駅」展望施設の屋上から見た、本日(17日)の湖。

「野鳥と高病原性鳥インフルエンザ」についてはコチラもご覧ください。

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今日のウトナイは午前中は雪がちらつくお天気でしたが、午後からは晴れて気温も上がりました。

朝一で除雪をしたバリアフリー自然観察路は、雪が解け始めていました。
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湖は大部分が結氷したままです。
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遠くの方に黒い点が見えます。
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オオワシでした。
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午前中、野生鳥獣保護センターの館内の望遠鏡から、4羽のオオワシと1羽のオジロワシが餌を巡って争っている姿を目撃したので、おそらくその中の1羽が餌にありつけずに残っていたのかも知れません。


「道の駅」の前では、8羽のオオハクチョウが羽を休めていました。
右から3番目は2羽が重なっています。
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中には片脚立ちで寝ているオオハクチョウもいます。
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羽毛に覆われていない嘴や脚からなるべく体温を奪われないように頭を翼の下に入れ、片脚も羽毛の中に畳み込んで休んでいます。

でも、立っている方の脚から体温が奪われてしまうことはないの?とふと疑問に思い、鳥獣保護センターの獣医師に質問してみました。
「オオハクチョウなどのカモ類やタンチョウなどのツル類の脚には、ワンダーネットというシステムがあり、動脈と静脈がからみ合うようになっていて、脚先に向かう暖かい動脈血と体内に戻る冷たい静脈血の間で熱交換がおこなわれます。そのため、冬の冷たい水の上で休んでいたとしても、体温が下がらないしくみになっているんです。」
とのことでした!

なるほど~、だから冷たい水の中で泳いでも大丈夫なんですね!
ちゃんと生息環境に順応する仕組みを持っている野生動物のたくましさに脱帽です。

ウトナイ湖に渡ってくるオオハクチョウは、毎年10月中旬頃シベリアから飛来し、しばらく滞在した後、さらに南下して本州で冬を過ごします。
そして、3月にまたウトナイ湖を経由して、繁殖地のシベリアへ戻って行きます。
その中の一部が本州へは行かず、ウトナイ湖で越冬しています。
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これは、今月7日の「道の駅」の前の様子です。

水深が浅いため、今の時期ほぼ全面が凍っているウトナイ湖ですが、勇払川が湖に流れ込む(湖西部・道の駅前あたり)場所は、水面が出ている場合があります。
また、東側の美々川の流れこむ場所も水面が出ていることがあります。
こういった場所で、オオハクチョウが見られることがあります。
※寒さが厳しい日は、上記の場所も凍っていて川の方へ移動するため、全く見られない場合もあります。

(山浦)

昨晩降った雪でウトナイ湖周辺は真っ白になりました。
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本日も、湖はほぼ結氷していましたが、西側の勇払川河口付近は水面が見えていました。
そこに一羽だけ、オオハクチョウの姿が。
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午後になり、オジロワシが魚を捕まえ氷上にいる姿が。
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その後、すでにオジロワシの去った場所にキタキツネがウロウロ。
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さて、自然観察路の木道。
積雪がありますが、普通に歩くことができる量でした。
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こちらの木道の端には、エゾシカが歩いた足跡が。
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オタルマップ川は穏やかに流れていました。
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自然観察路でよく見られるハンノキ
残念ながら、この実を好むマヒワは見られませんでした。
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しかし、ハシブトガラが一生懸命実をつついていました。
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鮮やかなツルウメモドキの実は、まだ多く見られました。
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この実を好む、ツグミの姿も本日はよく見られました。
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林では、小鳥たちの混群にも合えました。

ハシブトガラ
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見つけづらいキバシリ
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そして動きがすばっしこいのは。

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エナガ(亜種シマエナガ)でした。
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最後にアカゲラが2羽見られました。
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混群と、アカゲラが見られたのは、ウトナイ湖野生鳥獣保護センター側の自然観察路のハスカップの小径です。

ぜひ、冬のバードウォッチングにウトナイ湖へお越しください。

(和歌月)


 明けましておめでとうございます。旧年はたいへんお世話になり、ありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 ネイチャーセンター、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターともに、昨日(4日)が仕事始め。冬休みということもあり、多くの来訪者があります。そんな中、本日(5日)午後2時~3時に「イソシギのテラス」~ハクチョウの小径~「道の駅」前湖岸を巡回し、状況を把握しました。確認したのはオオハクチョウ、コブハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、オジロワシ、トビ、チュウヒで、衰弱・死亡個体はなく、異状はありませんでした。例年に比べ、積雪は非常に少ないものの、このところの厳しい冷え込みで、湖はほぼ全面が結氷しており、前回に続き、水鳥の姿はわずかです。(中村)

写真1.
「ハクチョウのデッキ」~「マガンのテラス」の湖岸。氷がぶつかるたび、鳴くような音が聞こえる。


写真2.
展望施設の屋上から見た、本日(5日)の湖。前回(12月26日)と比べ、結氷が進んだ。

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 26日に午後2時~3時に「道の駅」前湖岸~ハクチョウの小径~「イソシギのテラス」を巡回し、状況を把握しました。確認したのはオオハクチョウ、コブハクチョウ、マガモ、オジロワシ、トビで、衰弱・死亡個体はなく、異状はありませんでした。湖はほぼ全面が結氷しており、水鳥の姿もわずか。理由は、マガンやコハクチョウ、カモ類の多くは、本州以南で冬を越しているからです。
 
 さて、今年も残りあとわずか。ネイチャーセンター、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターともに本日が年内最後の開館日。新年は、ともに4日(土)から通常開館です。来たる年も、野鳥や自然や皆さんにとって、良い1年でありますように。(中村)

写真1.
展望施設の屋上から見た本日(28日)の湖。手前の勇払川流入部は結氷していない。

写真2.
「道の駅」前の湖岸。オオハクチョウが雪だるまのように丸くなっている。

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