10月に入り、昨日今日と道内各地で大荒れの天気のようです。被害のあった地域の早い復旧をお祈りしております。ウトナイ湖では、雨があまり降らなかったため冠水箇所等はみられませんが、強い風の影響で観察路のあちこちに大小の落枝を確認しています。見つけ次第撤去はしていますが、散策の際は足元、また頭上に十分お気をつけください。

さて、秋も深まり、9月30日にコハクチョウが39羽、初認となりました(オオハクチョウは未到着です)。また同日にはヒシクイが453羽、マガンが316羽確認されています。ネイチャーセンターの中にいても、外で「キャハハンキャハハン」と明るい声で鳴きながらマガンが飛んでいくこともしばしば。夏の間静かだったウトナイ湖が、再び賑わってくる季節を迎えています。

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ウトナイ湖東部の草原から湖上に飛んできたチュウヒ(湖岸の観察小屋)

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「ツタ」の真っ赤な落葉と、アキアカネ(イソシギの小径)

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ススキのゆれる草原(草原の観察小屋から、湖岸の観察小屋を望む)
(福家)

●本行事は無事終了いたしました。たくさんのご参加ありがとうございました。

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今月末、9月27日(日)『勇払原野まるごとウォッチング』を開催します。
※共催:日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ、日本野鳥の会苫小牧支部  協賛:株式会社もりもと

当サンクチュアリが保全活動を進める「勇払原野」(弁天沼や遊水地予定地など)をバスで巡り、そこに残る貴重で豊かな自然を体感、開発計画の現場も見学します。エゾリンドウなど、秋の草花も楽しめますよ。
詳しくはポスターをご覧ください。

お問い合わせ・お申込みは、お気軽にコチラ↓までどうぞ。
■日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンター
〒059-1365 北海道苫小牧市植苗150-3
TEL:0144-58-2505(月・火曜日を除く9:00-17:00)
FAX:0144-58-2521
メール:utonai●wbsj.org  ←[●]を[@]に変えてください

※お申込みの際には以下の項目について明記してください。
①お名前②年齢③住所④電話番号(あればFAXも)⑤このイベントを何で知ったか⑥希望の集合場所(苫小牧駅前、あるいはネイチャーセンター)
受付後、折り返しご連絡いたします。 (福家)

先日21日(月・祝)の午前中、今月27日に開催する「勇払原野まるごとウォッチング」の下見第2回目と勇払原野の巡回へ行きました。先日と同じくレンジャー2名、日本野鳥の会苫小牧支部の当日スタッフの方と一緒です。コースの確認などをもう一度行い、勇払原野の様子も確認しました。

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  下見で畑脇の道を行くレンジャーと当日スタッフ(苫小牧支部)

すっきりとした晴れだったこともあってか、再度の下見では、秋の渡りを敢行中の野鳥にいろいろ出あえました。
原野は、ススキの穂がさらにひろがり「ザ・秋」な草原になっていました。その穂には、ノビタキやオオジュリンなどがつかまって時折つぶやく様子や、付近の線路脇の林上空を数十羽のカケスやヒガラ・ハシブトガラなどの混群が通過するさまを見ることができました。さらに、ノスリやミサゴ、チュウヒなどが上空を旋回する様子も見られました。
畑の脇ではモンキチョウが少なくなった花を探しながらちらちらと飛び交っていました。

弁天沼では、前回のフンに引き続き「これぞヒグマ」という足跡を発見。こんな大きな生き物が、なるべく人間と出あわずに生きているということを実感。我々人間は謙虚な気持ちで自然の中に入らなければならないと思う気持ちが強まりました。
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ヒグマの足跡は弁天沼へ続いていた

mizuotogiri弁天沼ではミズオトギリの葉が紅葉

湖面では南岸を望むと越夏個体と思われるハクチョウ類(かなり遠かったため種類不明)が2羽見られたほか、カモ類も数羽、羽を休めていました。
もう少し季節が進むと、弁天沼を利用するガンカモ類が増えるでしょうか。
この他、東池群ではツルシギ3羽がおつかれの様子で休んでいました。浅い水たまりが水辺に生きる鳥にとって重要であることを実感しました。

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東池群ではお疲れモードのツルシギが羽を休めていた


ともかく、「勇払原野まるごとウォッチング」当日、原野の自然を楽しく満喫できるよう、良い天気になるように祈るばかりです。          (小山)

連休2日目の今日は、すっきりと青空が広がっています。10時の気温は19℃、爽やかな散策日和です。
9/18に初認されたヒシクイ、本日は50羽ほど。マガモやヒドリガモなどとともに道の駅の正面辺りをぷかぷか、春に聞いて以来の「ガハハン ガハハン」という懐かしい声が、穏やかな秋晴れの湖上に優しく響いていました。DSC_0228
ヒシクイとカモの群れ

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観察路を少し進むと、ほお袋をパンパンにしたシマリスが現れました!道の反対側の藪に消えたかと思うと、しぼんだほっぺで戻ってきました(写真は、しぼんだ後)。シマリスは冬の間200日間ほど冬眠をするので、秋になると冬眠に備えて木の実などを集めるのに大忙し。ちなみに、同じくウトナイ湖畔でよく見られる「エゾリス」は冬眠せず、雪の上を元気に走り回ります。

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まだまだ森は緑です(ハスカップの小径)
(福家)

「イソシギのテラス」から「湖岸の観察小屋」間の通行止めを解除いたしました。

スズメバチの巣の撤去後も通行止めの措置をとっていた『イソシギの小径』ですが、ハチがまだ残っているものの攻撃してくる様子は見られないため、通行止めを解除します。しばらくスズメバチが周辺を飛ぶ可能性がありますので、湖岸の観察小屋へ向かう際は、十分に注意してください。

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