皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

苫小牧市内の小学生がやって来ました。ウトナイ湖で自然に親しんでもらおうという趣旨の自然ふれあい教室というプログラムの一環です。本日は「鳥に興味を持ってもらおう」という内容。皆さん、後半は暑さと眠気との戦いになりましたが、クイズやパズル、実際に双眼鏡を使ってのバードウォッチングの練習と積極的に参加しているなという印象でした。

このコロナ禍の中、なかなか表立った活躍の機会を見ることができない中村チーフが生き生きとしていましたね。野鳥、地元の自然を身近に感じてもらいたいという熱意が私にも伝わったので、児童の皆さんにも何かしら感じることはあったと思います。
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天気にも恵まれ、ほんの一瞬でしたが鳥の鳴き声、姿も観察することができました。次回はもっとたくさんの鳥を見ることができたらいいなと思っています。お疲れ様でした。

私は「先生、先生」「レンジャー、レンジャー」と呼びかけられて、たじたじでした。厳密に言うとそのどちらでもありませんよ。

午前中に来られたお客さまに、「背丈が低い赤い花で、葉は楕円形で対生」の植物の名前を聞かれましたがお答えできず、お昼休みに実際に咲いていた場所に見に行ってみました。
植物に詳しいボランティアのOさんにちょうど散策路で会ったので、早速画像を見てもらうと「ミズオトギリ」と即答。

20200823ミズオトギリイソシギの小径(2)


20200823ミズオトギリイソシギの小径 (1)


図鑑には7月下旬から9月に開花となっていますが、ウトナイ湖周辺では、すでに実になっていました。
花は午後に開いて夕方に萎むのだそうで、来年の昼休みの楽しみにとっておきます。
ミズオトギリは、イソシギテラスー湖岸の観察小屋のあいだの湿地に生えています。

(zen)



タイトルにありますように、草原の観察小屋はコガタスズメバチが営巣しているためしばらくの間ご利用いただけません。何度か巣を取り除いていますが、まだ近くを働きバチが飛び回って警戒をしています。近づかないようにお願いします。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

来週から小学校の課外授業の対応が入っているので、館内の展示をどうしようか迷っています。せっかく来てくれるのだからよい機会になってほしいのですが、教育に興味も関心もない人生だったので少し困っております。展示を変更するにあたり、彼らの気持ちで考えてみようと、小学校低学年の自分を思い出してみました...ひたすら中休みと昼休みのドッジボールのチーム分けと作戦のことしか考えていなかったことを思い出します。今の小学生はどんなことを考えているのだろうか。実はそんなに変わらないのでは、とも思っています。いや、少なくとも私よりはマトモなはず。

相手の立場になって考えようと、とりあえず相手の目線になってみました。私が膝立ちしたくらいが彼らの身長。それで館内を一度見て回りました。大人用の展示物をまったく見ることができないわけじゃないけど、踏み台があれば少し良くなるかなぁ位の発見はありました。現在館内はコロナウイルスの影響で、触る展示はNGとなっています。なので、彼らの目線にちょうど良い絵や写真を貼って、それをネタにおしゃべりでもしてみようかと思案しています。

いずれにしても、何か一つでも発見や気づきがあって欲しいなと願っています。私にちょっかいを出して遊んでもらって構わないので。ただし、わき腹をくすぐるのはNGです。弱いので。

画像は満開の...
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オオアワダチソウ(外来種)です。咲くと目立ちますね。何とかせねばいけません。

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

暑い日が続いていますが、太陽が出ている時間は確実に短くなってきて、ふとした瞬間に夏の終わりを感じることが多くなりました。こういう時は去り行く夏を惜しみつつ、縁側でビールをグイっとやると夏の終わりの雰囲気に浸れるのでしょうが、下戸な私は撮り貯めたプロレスをポテチを齧りながら見る毎日です。

さて今日は、野生鳥獣保護センターで月一回実施されている自然情報収集調査に参加しました。新しいボランティアの方も増えてにぎやかな調査となりました。皆さん自然に造詣が深い方ばかりで、私はひたすら皆さんの解説をメモるばかり。大変勉強になりました。それにしても暑い。マスクがさらに暑さに拍車をかけます。

先輩レンジャーが見せてくれたハッカの花。
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前にブログに載せたシロネと同じシソ科。花は上部の葉腋に球状にまとまって咲きます。葉を触るとあの爽やかな香りが...暑さにやられてぼーっとしていましたが目が覚めました。

(中村T)

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