くもり空のウトナイです。
気温も低く、風が強く、肌寒い日が続いています。
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観察路では、マユミの小さな花が咲いていました。
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カンボクもまた、白い装飾花に囲まれた真ん中に、小さな花が咲いていました。
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黄色が目立つヤナギトラノオも開花中です。
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ヤマグワの実が色づき始めているのが見られました。
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さて、よく見かけるアワフキムシ。
本日は大きな大きな泡を見つけました。
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木道の上には、変わった形のアカバハネカクシが数羽見られました。
見ていたら突然、飛んでいきました。
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そして、草むらには、ハネナガキリギリスの幼生が見られました。
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観察路では、アオジ、センダイムシクイ、ヤブサメなどのさえずりが聞かれました。

こちらは、キツツキの仲間のコゲラ。
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そして、キビタキのオスは木々を移動しながら、時折さえずっていました。
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天候の変わりやすい季節ですが、この時期しか見られない動植物をぜひ見にいらしてください。
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(和歌月)




ここ数日は、肌寒い日が続くウトナイです。
雨が降ったり、晴れたりと変わりやすい天気ですが、気温は低く、冷たい風も吹いています。
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観察路では、エゾキスゲが咲いています。P6143590

まだ、つぼみもありますが、あっと今に咲き終えてしまうので、観察されたい方は今がチャンスです。
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同じく黄色い花のオオダイコンソウ
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観察路は、日に日に木々の葉が茂ってきています。
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さて、水辺では紫色のヒオウギアヤメも開花していました。
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また、ピンク色のベニバナイチヤクソウも見頃です。
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雨が降った後のタスオ池は、水が豊富です。
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逆に、晴れの日が続くと水たまりのような水量になりますがその方が、水浴びをする野鳥の姿がよく見られるような気もします。

観察路のあちこちで、ハンノキハムシの姿が。
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イソシギのテラスから湖岸の観察小屋に行く道は、雨が降ると冠水しているときがありますので、長靴をおすすめします。

草刈りをしていただき通りやすくなったこの通路では、センダイムシクイが地面をつついていました。
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今しか見られない自然を、お楽しみください。
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(和歌月)




日に日に葉が茂ってきているウトナイ湖の観察路では、様々な動植物が見られています。

林の一角を埋め尽くす大きなアキタブキの葉。
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イヌコリヤナギは綿毛が飛んでいました。
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マムシグサ(コウライテンナンショウ)が色々な場所に立っていました。
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カンボクは、白い装飾花が目立っていました。
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上を見上げると、大きなホオノキの葉が。
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花のつぼみは今にも開きそうです。
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林では、ピンク色のベニバナイチヤクソウが咲いていました。
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さて、ここ最近は昆虫の姿もよく見られています。


マダラエダシャクの仲間。ひらひらと飛んでいます。
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林の中では、シラフシロオビナミシャクが土の上でじっとしていました。
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木道沿いにはハッカハムシがいました。
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トンボも多く見られました。

ヨツボシトンボ
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コサナエ
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野鳥のさえずりもよく聞かれ、キビタキ、アオジ、クロツグミ、センダイムシクイ、ヤブサメ、ウグイスなどがよく鳴いていました。

キバシリもさえずっていました。
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観察路を歩いていると、時折エゾアカガエルが横切ることがあるので、間違って踏まないように注意してご通行ください。
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汗ばむ時間帯と、上着がないと冷えてしまう時間帯など、気温差がありますので、体温調節のしやすい服装で、さわやかな初夏のウトナイ湖をお楽しみください。
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(和歌月)



晴天ですが少し肌寒いウトナイです。
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コブハクチョウの姿も。
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日に日に大きくなっていく植物たち。
先日まで綿毛だったアキタブキは、あっという間に大きな葉に覆われていました。
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野生鳥獣保護センターのバリアフリー木道では、ズミの花が見頃です。
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エゾニワトコもよく見ると小さな花が咲いていました。
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ミヤマザクラは満開で、ハナムグリの仲間が集まっていました。
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メギの黄色い花も見頃です。
ハスカップの小径の入り口あたりでひっそり咲いています。
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チョウセンゴミシの白い花も咲いていました。
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オタルマップ川の水芭蕉の葉の大きさに圧倒されました。
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木道を歩いていると、葉っぱの丸まったものが落ちていました。
オトシブミの落しものでしょうか。踏まれないように、土の上に移動しました。
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木道ではシオヤトンボの成熟したオスが見られました。
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林では、ミヤマセセリが見られました。
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さて、突然ですがこの中に昆虫がいます。
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葉っぱに紛れて見つけづらいです。

正解は、ここです↓
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モンシロツマキリエダシャク(ガ)が葉っぱに紛れていました。

さて、晴れ渡った湖上では、オジロワシが旋回していました。
オジロワシ(写真右側)とトビ(写真左側)
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林では、キバシリが木の下から上に上がっていく姿が見られました。
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木の枝にとまっては、飛び、またとまるを繰り返しながら飛んでいる昆虫をフライキャッチしていたコサメビタキ
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チヨチヨ・ビーと鳴いていたかと思ったら、羽づくろいを始めたセンダイムシクイ
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林では、本日もキビタキが見られました。
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日に日に色づくウトナイへ、ぜひお立ち寄りください。
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(和歌月)








5月25日雨上がりの勇払原野を巡回してきました。
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弁天沼周辺の植物の様子は、ウトナイ湖と比べると少し遅い雰囲気。
ズミの花も開いているものが少ない印象。
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ただ、道脇はかなり茂ってきています。
バイケイソウの背丈は高いもので140㎝ほどに伸びていました。
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近くにはコウライテンナンショウの姿も。
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安平川沿いの木々もかなり茂ってきています。
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日当たりが場所では、ヒメイズイの花。
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ケヨノミ(ハスカップ)の花
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野鳥に目を向けると、
去年アオジがずっとさえずっていた木の上のお立ち台ではノゴマがさえずっていました。
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近くにアオジの姿は無く、このままノゴマがこの場所を使うのでしょうか?

その他に野鳥はノビタキ、ベニマシコ、チュウヒなどが見られました。

野鳥たちは子育てをする季節。
写真を撮るために近くに寄ったり、長く同じ場所に留まることは、子育てを失敗させる原因になります。
野鳥が同じ場所を安心して使い続けられるように、また人の次の世代も同じように自然を楽しむことができるように、ご配慮いただければと思います。

この日の弁天沼の様子。
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晴れたり、強い雨が降ったり、を繰り返す不安定な天気でしたが、
春の風が心地よい勇払原野でした。


瀧本




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