ウトナイ湖を利用する雁の渡りは、ひと段落したようです。
そのかわりに徐々に渡ってきたハクチョウたちの姿が見られるようになりました。

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 3月29日午後6時少し前、イソシギのテラスや湖岸の観察小屋からの様子。
 本州から渡ってきたと思われるコハクチョウ400羽前後が休息していた



とはいえ、いつでも、たくさんのハクチョウを見ることは「できません」。

タイミングが良ければ、昼間・夕方を問わず、渡ってきた群れ数十~数百羽の群れに出あえる場合もあります。

ハクチョウたちの多くは、ウトナイ湖を休憩場所として利用するのみ。

日中は、周辺の田畑や河川で食べ物を探しているか、さらに北へ向かって渡っていく群れが多く、運がよければ、湖で休む群れと出あえるかも・・・。


そして、運がよく、大きな白い鳥が悠々と、また、良く透る声で鳴き交わしながら、舞い降りてくる様が見られたら、とても気持ちが高揚する瞬間ですが、こちら(人間)側は、大声を立てず、そっと見守りましょう。

旅の途中、疲れ果てて立ち寄ったかもしれない彼らに、上質な休息時間を提供してあげられたら良いですね。

   野鳥をおどろかさないために…
   ※行きや帰りにライトを利用される際には、足元のみを照らし、
    湖には向けないでください。
   ※写真を撮影される際は、フラッシュ設定を切ってご使用ください。

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 暗くなると、木道が白く浮き上がってみえ、ちょっと不思議な世界に…

朝早くや夕方遅くに観察される方は、足元に十分お気をつけください。


 小山