ここ最近、雨続きのウトナイです。
本日は、つかの間の曇りの時間に観察路に出ました。

湖には、怪我などの原因で渡りをしないオオハクチョウが水草を食べている姿が。
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観察路の木道脇にミゾソバの小さな花がひっそりと咲いていました。
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木道を乗り越えるほど伸びたノコギリソウの花。
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さて、最近咲き始めた黄色い花。
弟切草と書いてオトギリソウです。
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同じく黄色の花ですが、長細い形をしているキツリフネです。
こちらも今が見頃です。
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草地などでヒラヒラと舞っていたのは、ジャノメチョウ。
黒い目のような模様が特徴です。
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木道の上にチラホラ落ちていた、特徴的な形をした実。
マユミの実です。
赤くなる前に、落ちてしまったようです。
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落ちてしまった実も生き物たちに人気のようです。
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こちらは、春に白い花を咲かせていたミヤマザクラの実です。
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さて、ひときわ目立つ赤い実は、エゾニワトコ。
こちらも昆虫にも人気の実のようです。
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その横では、8月初めまで勢いがあったオニシモツケの葉が茶色くなっていました。
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つかの間の曇りのためか、野鳥が活発に動いていました。
ウグイス、センダイムシクイ、メジロ、シジュウカラなどが、鳴きながら木々を移動していました。

ウグイス
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センダイムシクイ
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メジロ
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さて、水分を含んだ土壌には、きのこがはえておりセンチコガネなどの昆虫が集まっていました。
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雨で湿った木道や土道は滑りやすくなっていますので、ウトナイ湖の観察路を歩かれる際は十分注意して散策ください。
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(和歌月)

※蚊が多く発生していますので、十分に虫よけ対策をして散策ください。