ウトナイ湖では毎年10月から今年5月まで、高病原性鳥インフルエンザの感染(拡大)予防として、定期的に巡回調査を行ない、ここで皆さんにご報告しています。

11月8日(木)14時~15時、天気は小雨。
「道の駅」前湖岸~ハクチョウの小径~ウトナイ湖岸観察小屋を歩き、状況の把握及び視野内での水鳥およびワシタカ類のカウントを行いました。
結果、特に異常は確認されませんでした。


確認した種類は以下の通りでした。
マガン、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、カワセミ 計20種

マガンは305羽、オオハクチョウは成鳥64羽幼鳥8羽、コハクチョウは成鳥26羽幼鳥5羽ほどで、他のカモ類で多かったのはホシハジロ160羽でした。

この日は小雨が降っており、気温も低い中でも調査。
久しぶりに寒さで手が動きづらくなりました。

湖畔の木の葉はほとんど落ちています。
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対岸寄りにオオハクチョウの群れを確認しました。
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彼らは次にどこを訪ねるのでしょうか?
それともこの冬はウトナイ湖に留まる予定なのでしょうか?

個体を見分けられないので、答えはわかりませんが、
今はゆっくりと羽を休めてもらえればと思いました…。

瀧本