2016年03月

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 奥にわだかまるガン類(主にマガン)

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 カウントの様子

3月18日の早朝、ガン類(マガンやヒシクイなど)の渡来状況を調べるカウントを、ボランティアの方3名と行いました。

暗闇の中から、キャワキャワとざわめく主にマガンたちの声。時折、何かに驚いたのか飛び立ち、「ワー」という音にしか聞こえなくなるほどのときもありましたが、その頃はまだ声で方角を知るのみです。
夜明け。
勇払川流出口あたりから湧き上った群れがどんどん美々川河口方向へ迫ってくると、めくりあがるように一斉にガンたちが飛びあがります。その後は何度も飛び立ちを繰り返しながら徐々に数を減らしていきました。

その際、数えた羽数が 106,000羽以上。
2014年3月末に匹敵する数です。
今後、まだまだいてくれるのか、それとも数日のうちにいなくなってしまうのか…。
全てはガンのみが知る…です。

今後のイベントに「あかつきに雁を見る会」(3/27)があるスタッフは皆、いろいろな意味でドキドキさせられっぱなしです。

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 雲の後ろから透かして見える太陽と雁も乙なもの

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 少し明るくなってきたら、ハクガンの親子5羽を発見(不鮮明ですが…)

なお、この調査時にシジュウカラガン4羽、ハクガン6羽を確認しました。
カモ類も様々な種類が現れ始めています。
しかし、ウトナイ湖の氷はこの日、ほとんど見られず、氷上にとまると近く見えていたワシ類は、すこし観察しづらくなってしまいました。

【お願い】
ガン類は非常に警戒心の強い野鳥です。ちょっとしたことで驚き、飛び立ってしまうことがあります。観察は以下のことを留意して行ってください。
①ガン類に近づきすぎない
②フラッシュを使用しての撮影はしない
…また、暗い中の移動で懐中電灯やヘッドライトをご使用になるかと思いますが、
③ガンのいる付近(湖岸)に近づいたらライトを消す※暗いうちは遠くまで光が届きます
これから長い旅をするガンたちが安心して休めるよう、温かく見守ってくださいね。

【お知らせ】
 ネイチャーセンターでは27日に「あかつきに雁を見る会」を行ないます。どうぞご参加ください。詳しくはコチラをどうぞ。
(小山)

 

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 美々川河口から

3月18日の15:00~16:00、ウトナイ湖北岸の巡回を行いました。衰弱・死亡個体等の異常はありませんでした。確認された水鳥は下記のとおりです。

ヒシクイ・マガン・コブハクチョウ・コハクチョウ・オオハクチョウ・ヨシガモ・ヒドリガモ・マガモ・カルガモ・ハシビロガモ・オナガガモ・コガモ・ホシハジロ・キンクロハジロ・ホオジロガモ・ミコアイサ・カワアイサ・カワウ・ダイサギ・トビ・オジロワシ・オオワシ


美々川の河口付近で調査を開始しました。
現地についてびっくり仰天。カモ類がとても多い!
特に多かったのが、オナガガモでついで、マガモ、ヒドリガモ。
その他、これまで鳴りひそめていた?ハシビロガモやコガモ、ホシハジロなどの顔ぶれも見られました。
春の渡りの時期を実感します。
カモは多くが夜間に食事をするようなので、これからどこかへ出かけるのでしょうか?


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 カモの多さに驚きながら、カウントを行うTレンジャー

逆にねぐらとしてウトナイ湖を利用するため、帰ってくるのがマガンやヒシクイ、ハクチョウ類です。
夕方にかかる調査だったので、オオハクチョウなどが千歳方面から飛来する場面に遭遇しました。
これから夜にかけて、にぎやかさが増すであろうことを予感させる風景でした。 (小山)

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3月11日のカウントの様子

続々と本州から渡ってくるマガンやヒシクイたち…。
雪解けと共に水面が徐々に拡がるウトナイ湖では、日増しにその数を増してきています。

先日8日、この雁を早朝に数える調査の開始を中村レンジャーが報告しましたが、続報です。
11日、そして本日15日の早朝、カウント歴ありの有志の方2名とガン類(主にマガン)のカウントを行いました。

まず、3月11日の結果は、
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30,000羽以上でした。
8日同様、ハクガン5羽を確認することができました。

ガン(主にヒシクイ)が「雁首そろえる」景色も見られました。
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そして、本日3月15日は、
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60,000羽以上!

なんと倍になっています。
11日の写真と比べても、「濃さ」というか「厚み」が違うのがわかりますでしょうか(ただし、どちらの写真も群れの一部分です)。
湖の結氷も4割弱になってきました。

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 本日3月15日のカウント時の様子

まだ日が明けない薄暗い中でカウントを行うため、あまり早く飛び去られてしまうと数えるのがとても困難になります。でも「途中まで数えていたのに!!(飛んじゃった!)」など日常茶飯事…非常に悔しいのですが、万単位に達したガンたちの乱舞を目の前にすると、もう脱帽するよりほかありません。
ただただ、感動です。
 (小山)

 ガン類(大半はマガン)の渡りが本格化。宮城県などで冬を越し、繁殖地のロシアへ向かう途中に立ち寄ったのです。春の渡りでのガン類は、ウトナイ湖を「ねぐら」利用しており、早朝に飛び立って周辺の田畑に降り、落ち穂などを食べ、夕方になると戻って来る、という1日を過ごします。
 本日の早朝、渡来数を把握する調査を行ないました。氷は薄くなっているものの、湖の7割ほどは凍っています。昨年同期より開水面は少なく、現在は美々川流入部と勇払川流入出部のみ。ガン類は狭い水域で夜を過ごしているようです。
写真1.
本日の調査メンバー。後方にマガンの群れ。

 さて、今朝の調査結果は、ガン類(大半がマガン)が20,000羽以上、ヒシクイ(識別できた数)150羽前後、ハクガン5羽、シジュウカラガン1羽、マガンの白化個体1羽でした。午前5時半前後にはかなりの数が南東方向(むかわや厚真方面)や北方向(千歳方面)に向け、飛び立ちました。
 その他は、今季初確認のコハクチョウが7羽、オオハクチョウ76羽、カモ類は7種、ワシ類もオオワシ9羽、オジロワシ5羽など。いよいよ湖がにぎわう季節の到来です。(中ふつ)
写真2.
空が白み始めるなか、飛び立つガン類

【お願い】
 ガン類は非常に警戒心の強い野鳥です。観察においては近づきすぎないよう、またフラッシュを使用しての撮影はご遠慮ください。これから長い旅をするガンたちを温かく見守ってくださいね。

【お知らせ】
 ネイチャーセンターでは19日に「たそがれに雁を見る会」を、27日に「あかつきに雁を見る会」を行ないます。どうぞご参加ください。詳しくはコチラをどうぞ。




 昨日(4日)は、13時~14時に「道の駅」前湖岸~ハクチョウの小径~「イソシギのテラス」を巡回し、状況の把握しました。確認したのはヒシクイ、オオハクチョウ、ヨシガモ、キンクロハジロ、ミコアイサ、ダイサギ、オジロワシ、オオワシなどでした。衰弱・死亡個体はなく、異状はありません。
 昨年同期よりも開氷は進んでおらず、全体の7~8割ほどが結氷しています。そんな中、「道の駅」前に流れ込む勇払川の水面には、幼鳥も混じる17羽のオオハクチョウが見られました。ヒシクイも今季初確認し、水鳥の渡りはこれからが本番。もうしばらく巡回を続けます。(中村)
道の駅前オオハクチョウ
「道の駅」前。左手にオオハクチョウの幼鳥が3羽。からだ全体が灰色。

「野鳥と高病原性鳥インフルエンザ」についてはコチラもご覧ください。

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