2016年04月

気温が10℃を超える日が多くなってきた今日この頃、
4月21日に勇払原野の巡回をおこないました。

勇払はより春らしくなってきており、湿地や草地ならではの生きものがにぎやかになってきています。

気温が14℃になったこの日、良く姿を見せてくれたのはこの野鳥
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ノビタキです。
オスは頭の黒色と腹の白色、オレンジ色の前掛けが特徴です。北海道では主に低地の草地にいます。

そのほかにコチドリ
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草が少ない砂礫地などで子育てします。
上記の2種は暖かい季節に移動してきて子育てをする「夏鳥」です。


また、林の中を地面でピョンピョンはねてすばやい、エゾアカガエル
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そのほかに植物ではミズバショウが満開で、そのほかの植物も続々と芽が開いてきています。
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さらに夜にはエゾユキウサギが見られました。
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体のほとんどが夏毛の茶色ですね。


今は認識できる生きものが週ごとに違い、変化を感じられる面白いシーズンです。

ただ、そんな面白さを感じさせてくれる野生の彼らは、湿地や草地などが無いと暮らせません。
現在、勇払では比較的簡単に存在を確認できますが、開発されれば一瞬で見られなくなる生きものたちです。

今でも過去にあたり前だった生きものが見られなくなっています。
今昔のあたり前を知り、残し、復活させるために巡回を続けていきます。
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たきもと

春を迎える時期ですが、あいにくの曇り空の中、散策路へ。
歩き始めてすぐに、冷たい雨が降ってきました。
寒空の下、木々の上ではヤマガラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、エナガが飛び交っていました。

木道を歩いていると、春の気配を発見しました。
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イヌコリヤナギの芽吹きです。
薄緑の芽をみると「春はすぐそこ」と言っているようで嬉しく感じます。

進んでいくと黄色い花が咲いていました。
ナニワズの花です。
ナニワズアップ


思わず近寄りかけましたが、ちょっとまって、
ナニワズ足元

手前には、フッキソウが生えていました。
うっかりふんでしまわなないように、散策される方は、ぜひ足元も見ながら、歩いていただければありがたいです。

木道

木道を通り、ウトナイ湖が見渡せるテラスへ。

テラスからは、オジロワシとダイサギが飛び交い、ミサゴが魚を捕まえる姿も見られました。
アオジやウグイスの声も聞こえ、夏鳥の気配もあちらこちらで感じました。

(和歌月)




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 美々川河口から

4月14日の15:00~16:15、ウトナイ湖北岸の巡回を行いました。衰弱・死亡個体等の異常はありませんでした。確認された水鳥は下記のとおりです。

コブハクチョウ・ヨシガモ・ヒドリガモ・マガモ・ハシビロガモ・オナガガモ・コガモ・ホオジロガモ・カワアイサ・カイツブリ・アオサギ・オオジシギ・ミサゴ・トビ・オジロワシ

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 調査中のTレンジャー&Wレンジャー

ウトナイ湖北岸の全域調査のうち、美々川の河口付近でも調査を行いました。
だいぶんカモ類も減ったなあと湖面を眺めていたら、調査時間の最後になってカモの群れが600羽ほど現れ、少し慌てる事態に。マガモが主体ですが、ハシビロガモやカワアイサなども交じり、風で少し波立つ湖面を漂っていました。
また、調査地のすぐ手前でよくワシ類が休んでおり、今回もオジロワシの幼鳥が2羽見られました。

春がやってきたと感じさせてくれる出あいもありました。
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 ノビタキのオス

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 バッコヤナギの雄花も花盛り

美々川の河口部分へ到着する前の道で発見。

ノビタキ(初認は4/11)、アオジ(この日4/14初認)、オオジシギ(この日4/14初認)

アオジは地面で採餌をしているものも数羽いましたが、オスの歌声を聞くこともできました。
オオジシギはまだ、ディスプレイ・フライトと呼ばれる独特の飛び方でメスへのアピールは行っていませんでしたが、そろそろ見られるようになるかもしれません。

(小山)

4月13日(水)勇払原野の巡回を行いました。
勇払の緑は一週間前よりも増え、あたたかい季節が近づいていることを実感できました。

道の真ん中に、こんな落し物がありました。このようのものが3か所ほどありました。恐らくタヌキのものだと思われます。
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その暖かさを利用してか、そこだけ植物が伸びています。
また、オオジュリンがさえずりはじめ春を感じさせてくれました。
オオジュリン♂1DSC_0503


巡回結果としては、所々に冬の間と思われるたき火跡を見つけました。
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途中雨が降りはじめ、時折通る飛行機以外の人工的な音は聞こえなくなり、
静寂の中で本格的な春を待つ勇払原野でした。
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瀧本

 昨日(6日)は、15時~16時に「道の駅」前湖岸~ハクチョウの小径~「イソシギのテラス」を巡回し、状況を把握しました。確認したのはマガン、コハクチョウ、ヨシガモ、シマアジ、キンクロハジロ、カワアイサ、アオサギ、シロカモメ、オジロワシなどでした。衰弱・死亡個体はなく、異状はありません。
 暖かい日差しのもと、「道の駅」前の水面では、オオハクチョウが時にお腹を上にしながらひっくり返り、水浴びをしていました。水鳥の渡りも終盤。もうしばらく巡回を続けます。(中村)

オオハクチョウのストレッチ

水浴びをした後のオオハクチョウ。首を前に伸ばす


「野鳥と高病原性鳥インフルエンザ」についてはコチラもご覧ください。

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