2016/06

しばらく雨模様が続いたウトナイですが、本日は快晴でした。
巡回で歩いていると、陽射しが強く、汗ばむほどでした。
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散策路では、蝶々が多数見られました。

モンキチョウ
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こちらもモンキチョウです。
羽を広げると、また違った雰囲気です。
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ギンイチモンジセセリ
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散策路ではホザキシモツケが開花していました。
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ホザキシモツケの周りを、ヒラヒラと飛んでいたフタスジチョウが、近くの葉におりました。
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途中の水たまりでは、エゾアカガエルが顔をのぞかせていました。
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ヨシ原では、とてもにぎやかなさえずりが聞こえました。
声の主は、コヨシキリです。
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Oレンジャーが、コヨシキリのさえずりを「ひとりサンバカーニバル」と言っているのを聞いて、それ以来私も「お、ひとりサンバカーニバル!」と独り言をつぶやいています。

空の青さと、植物の緑が美しい季節です。
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ぜひ、コヨシキリのひとりサンバカーニバルを聞きに、ウトナイへお越しください。

また、日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリでは、7月10日(日)に、当会が保全を進める「勇払原野」をバスで巡るイベント「勇払まるごとウォッチング」の参加者を募集中しています。
詳しくは、こちらをご覧ください。http://park15.wakwak.com/~wbsjsc/011/event/eventindex.html
皆様のご参加をお待ちしております。

(和歌月)

一週間程降り続いたウトナイの雨が久々に上がりました。
一部冠水している箇所がありますので、散策路を歩かれる際は、長靴の着用をおすすめします。

巡回へ出ると、鳥のさえずりがよく聞こえました。
いつもなら、センダイムシクイの「チヨチヨビー」、ウグイスの「ケキョケキョケキョ」という声が多く聞かれるのですが、本日はベニマシコの「ピポ、ピポポ」という声がよく聞こえ、ハスカップの小径では、紅色が目立つオスと、保護色のメスが見られました。

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鳥が虫を捕るためによく動き回る気持ちがわかるほど、本日は虫たちも活動的でした。

ヒメウラナミジャノメ(蝶々)
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ヨツボシヒラタシデムシ
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ベニシジミ(蝶々)
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エゾハルゼミも、「ビョーケー・ビョーケー」と、鳥のさえずりに負けぬほどの大きな声で鳴いていました。
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夕方、シャクガ科のアミメオオエダシャク(蛾)が見られました。
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天候が不安定な日もありますが、晴れた日には涼しい風が感じられる爽やかなウトナイへぜひお越しください。
また、日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリでは、7月10日(日)に、当会が保全を進める「勇払原野」をバスで巡るイベント「勇払まるごとウォッチング」を開催いたします。
現在参加者募集中です。
詳しくは、こちらをご覧ください。勇払原野まるごとウォッチング
皆様のご参加をお待ちしております。
(和歌月)

3日間ほど雨が続き、ウトナイの鳥たちはどうしているのか。
小雨になったタイミングを見計らい、巡回に出かけました。

この時期は、葉が茂り鳥がなかなか姿を見せてくれない時もありますが、木道を歩いているとアオジが飛び出してきました。
雨風にまけずに、えさを探していたのでしょうか。
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ハスカップの小径に入ると、頭上の木々の間を、センダイムシクイが飛び交い始めました。
そこに、シジュウカラも入り、にぎやかに。
にぎやかだなと思っていたら、その直後大粒の雨が降り出してきました。
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再度、湖の見える木道へ戻ると、鳥の声が聞こえました。
こっそり覗いてみると、行きには見られなかったコチドリが2羽、えさを探して水辺を歩いていました。
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雨の日のウトナイも、晴れの日とは違った魅力があります。
ぜひ、お近くへお越しの際は、ウトナイ湖へお立ち寄りください。

(和歌月)

6月に入り、植物の開花や、虫の動きが活発になってきました。
太陽の陽が射しこむウトナイ湖では、上空を飛んでいたオジロワシが湖へおりてきました。
この後、大きな足を、水の中へ入れていました。
魚を狙っていたのでしょうか。
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木道では、ヨツボシトンボが羽を休めていました。
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マガンのテラスの近くでは、ヤマキマダラヒカゲが見られました。
羽を広げると、閉じているときとは違った紋が見られます。
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ベニバナイチヤクソウも見ごろです。
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上を見上げると、ホオノキの大きな葉の上に花が見られました。
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1日1日と変化するウトナイの自然をぜひ見にいらしてください。

(和歌月)

ウトナイ湖周辺の木々は、葉が茂り、生き物たちは活発に動きまわっています。
ウグイス、センダイムシクイ、キビタキなどの夏鳥が木々の間を行ったり来たりしながらあちらこちらでさえずり、どこからかカッコウとツツドリの声も聞こえて、にぎやかなウトナイとなっています。
森の中では、虫もよく見られ、木道では、トンボが羽を休めていました。


シオヤトンボのオス(成熟前です)
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シオヤトンボのオス(成熟)
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蝶々のクロヒカゲ
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ハスカップの小径にあるオタルマップ川も、太陽の日を浴びて輝いていました。
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そして、桃色の可愛らしい花のベニバナイチヤクソウも咲いていました。
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植物の開花や、鳥のさえずりなど、この時期しか見聞きできないウトナイの自然をぜひ満喫しにいらしてください。
(和歌月)

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