2017/03

ウトナイ湖は、様々なカモたちで賑わっています。
特にオナガガモ、マガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、などがよく見られます。

頭部のクリーム色のラインが目立つヒドリガモのオスです。
メスと一緒に、岸辺の草むらをつついていました。
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ホオジロガモのメスです。
頻繁に水に潜り、さっきとは、別のところから出てくるので、観察もなかなか気力が必要です。
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カワアイサのオスとメスが列をなして泳いでいました。
オスは深い緑色の頭部、メスは茶色の頭部をしています。
時折、勢いよく水面をすすむ姿や、水に潜る姿が見られました。
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自然観察路木道の雪は、ほぼ解け歩きやすくなりました。
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冬鳥のツグミもまだ見られています。
枯れ葉を、ひっくりかえしてエサを探しているようでした。
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気温は、高くなってきましたが、春の気分で歩きはじめると、急に冬の冷たい空気に変わることがあります。
晴れていたのに雪が降るなど、1日を通して、天気や気温の変化がありますので、観察路を歩かれる際は、体温調節のしやすい服装で歩かれることをおすすめします。
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(和歌月)

本日(3/29)朝、ボランティアさん1名とレンジャー2名の計3名で、
ガン類のカウント調査を実施しました。


今日の空は、若干の雲があったものの、きれいな朝焼けでした。
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気温が高かったこともあり、湖面には霧が発生しており、
幻想的な雰囲気。
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カウントの結果、
数は1100羽前後。
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飛び立ちは5時15分。

ウトナイ湖での早朝ガンカウント調査は、本日で終了です。

今季、ご協力くださった調査ボランティアの皆様、誠にありがとうございました。


瀧本

気温が高い日が続き、ウトナイ湖の結氷は緩み、雪景色だった自然観察路も地面や木道が見えるようになりました。
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水面の広がった湖には、水鳥が多く見られました。
ここ最近、大群で見られるオナガガモです。22日は800羽以上見られました。
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シロカモメも飛んでいました。
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マガンのテラス上空をオオハクチョウが通過し、湖へ降りていきました。
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ウトナイ湖野生鳥獣保護センター前の上空では、オオワシの幼鳥が旋回していました。
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観察路のエゾノバッコヤナギは、白い花穂が顔を出していました。
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日に日に春の訪れを感じるウトナイへ、ぜひ足をお運びください。
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(和歌月)




本日(3/20)朝、ガン類のカウント調査をおこないました。
協力してくださったのはボランティアさん3名で、レンジャー合わせて計5名で実施しました。

今日の天気は薄曇り。
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カウント結果は、数は32000羽前後でした。飛び立ちは5時6分。
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前回と比べて数が減ってしまいました。
今後どのように数は変動していくのでしょうか。


ここでイベント情報です。
まだ申込み数に余裕がございますので、ぜひお申込みください。

「あかつきに雁(がん)を見る会」
日 時 :2017年3月26日(日) am 5:00~6:30
 
*悪天時も決行
集 合 :ウトナイ湖サンクチュアリ/ネイチャーセンター
対 象 :どなたでも (ただし中学生以下は保護者同伴でお願いいたします。)
定 員 :50名(申込み先着順)
参 加 費:1人300円(小学生以上)*モーニングコーヒー(紅茶)、保険料、資料代を含みます。
申 込 み:ネイチャーセンターまで電話または直接。
申込締切:3月25日(土)17:00まで
内 容 :ねぐらであるウトナイ湖で夜を過ごしたガンたちは、日の出とともに周辺の田んぼへ落ち穂ひろいに向かいます。その飛び立ちを、レンジャーの解説付きで観察します。


瀧本

3月17日の朝、ガン類のカウント調査をおこないました。

調査者は、ボランティアさん2名、レンジャー3名に加えて、この日限定で大学生のグループのフィールドアシスタントネットワークの皆さん9名の計14名で実施しました。
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朝起きると雪が降っていましたが、5時を過ぎにはやみ、何とか実施することができました。
東遠方は晴れていますが、上空はどんより曇り空でした。
調査者の肩やカバンには雪のなごりが…。


調査の結果、数は53,000羽以上、最初に飛び立ったのは5時14分でした。
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主に飛び立つ方向は、湖から南方面にあるむかわ方向でした。

なかなか多い数になってきました。
見逃さないようにお気を付けください!


瀧本

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