2017/12

昨日24日の月曜日に、8℃ほどまで気温が上がったウトナイは、本日は一転してマイナスの気温です。
強い風の影響か、低い気温にも関わらず、ウトナイ湖の西側に位置する道の駅ウトナイ湖前の岸辺から、オタルマップ川の河口付近まで広く水面が見られました。
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しかし、東側へ歩きマガンのテラスから見えるウトナイ湖は、凍り付いていました。
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ハスカップの小径は、雪解けしているように見えましたが、固まった氷の上に、粉雪がのっている箇所がありました。
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氷の上に粉雪がのっているため、歩きやすそうに見えますが、滑りますので十分お気を付けください。
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野生鳥獣保護センターのバリアフリー木道と、ハスカップの小径~マガンのテラスへ向かう木道は、今のところ積雪は少なく歩きやすいかと思われます。

野生鳥獣保護センターのバリアフリー木道
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ハスカップの小径~マガンのテラスまでの木道
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本日は、オオハクチョウの成鳥(白い羽)と幼鳥(灰色の羽)が見られました。
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また、マガンのテラスからは、湖面上に飛ぶオオワシの姿も見られました。
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風が強い日や、気温が低い日に観察路を歩かれる際は、万全な防寒対策の上、冬のウトナイ湖をお楽しみください。

(和歌月)





12月21日(木)14:00-15:00に、ウトナイ湖北岸の野生鳥獣保護センター~草原の観察小屋まで、
鳥インフルエンザの警戒巡回を実施しました。

結果、異常は見つかりませんでした。
見られた種類は次の通りでした。
コブハクチョウ、オオハクチョウ、ホオジロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、マガモ、オオバン、トビ、オジロワシ、オオワシ

この日は、勇払川側(保護センター側)にマガモ、ヨシガモ合わせて50羽ほど、
美々川側にオオハクチョウ45羽ほど、それぞれかたまって見られました。

川が流れ込む場所以外のほとんどが氷っている状態ですが、その分氷上のワシを見つけやすく?なっています。

氷の上に5羽のワシがとまってました。
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スコープだと大きく見えるのですが、肉眼だと遠い…。

ただ、他のレンジャーは氷上でオジロワシが魚を食べている様子を比較的近くで見られたようです。
ワシは警戒心が強いですが、静かに湖岸を歩いていれば、そんなラッキーな光景に出会えるかもしれません。



瀧本

連日冷え込むウトナイです。
この時期は、写真に色があまりなく、毎回同じような風景に。
本日も、ウトナイ湖は、
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真っ白でした。結氷した上に雪が重なっています。




道の駅ウトナイ湖前は、勇払川の流れのおかげで、水面が出ていました。
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「ん?写真左側の黒い小さな点は、まさかオオワシ?!」
と思われた方すみません。
ハシブトガラスでした。
ですが、本日オオワシは対岸の木の枝や、凍った湖の上に座っている姿が見られました。

野生鳥獣保護センターのバリアフリー木道は、ハシブトガラの人気スポットのようです。
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ハスカップの小径の木道。
滑らないように気を付けて、ご通行ください。
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オタルマップ川で見られたアート作品?!
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昨年に比べて目撃される頻度が高いあの鳥がいました。
「私はだれでしょう」
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ヒントは、「声が大きい」です。




正解は、
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カケス(亜種ミヤマカケス)でした。
野生鳥獣保護センターや道の駅ウトナイ湖の駐車場付近で3羽ほどが見られました。
カラスの仲間で、声はしわがれたような「ジェー!ジェー!」
頭部のオレンジ色と、青い羽が美しい鳥です。


気温が低い日は、暖かい服装でご散策ください。

(和歌月)


昨日11日の月曜日は朝方に大雨が降り、日中は気温が8℃まで上りました。
しかし本日は、気温がマイナスに戻り、昨日の雨で雪が解けきらなかった場所が路面凍結しています。
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特に木道や駐車場付近では、凍結した氷の上に、雪が重なっていることもありますので、歩かれる際は十分お気を付けください。
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結氷したウトナイ湖の上に降った雪も、さらに凍り付いていました。
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バリアフリー木道の周辺のハンノキには、本日もハシブトガラやシジュウカラが集まっていました。
ハンノキの実をつつくハシブトガラ。
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ハスカップの小径は、一面の雪景色でした。
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オタルマップ川
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マガンのテラスに向かう途中の木道も滑りやすくなっていますのでご注意ください。
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ウトナイ湖は、勇払川の河口方向が解けていました。
オオハクチョウがまるまって休んでいましたが、午後になり、開いた水面を泳いでいました。
灰色の幼鳥も見られました。
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エゾシカの足跡も見られました。
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観察路を歩かれる際は、足元に十分お気を付けください。

(和歌月)


昨晩から降り続いた雪。
一晩で景色がガラッと変わりました。
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ウトナイ湖は一部氷が張り、そのふちに、オオハクチョウたちが集まっていました。
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ウトナイ湖野生鳥獣保護センターのバリアフリー観察路は、通行できるよう除雪をしてますが、観察路を歩かれる際は、長靴をおすすめします。

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苫小牧は、太陽が顔を出し、風もほとんど感じられず、暖かく感じました。
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保護センター周辺に来ていたシジュウカラ。
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よく見ると、ニシキギの実を、くちばしにくっつけた(さした)まま、ちょこちょこしていました。
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気温が下がった際は、路面凍結している場合もありますので観察路を歩かれる際は、気を付けてご散策ください。

(和歌月)

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