2018/04

雨模様のウトナイ湖ですが、少し干上がった岸辺に夏鳥のコチドリがきていました。
ちょこまか動いてご飯を探しているようでした。
観察をされるときは、驚かせないように気を付けてください。
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また、やぶの中をゴソゴソと動いていたのは、同じく夏鳥のクロツグミでした。
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クロツグミは、4月21日に初認、コチドリは4月22日に初認されています。

すでにオオジシギのディスプレイフライトも聞かれるようになり、夏鳥が続々と渡ってきています。

この後は、センダイムシクイやヤブサメ、アカハラなど。その後、ツツドリやカッコウ、キビタキなどの夏鳥の到着が予想されます。

ぜひ、春のウトナイ湖へお越しください。

(和歌月)

ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(道の駅ウトナイ湖隣接施設)では、4月28日から始まる大型連休中
「春のウトナイ湖・ウォークラリー」を開催します。


センター内で受付後、1周約500メートルの自然観察路を歩きながら、途中のポイントに設置された春の自然に関する8問のクイズに挑戦いただくイベントです。
クイズ後は、センター内で答え合わせを行い、参加賞をお渡しします。

開催日 : 4月28日、29日、30日・ 5月3日、4日、5日、6日
開催時間 : 各日 10:00~17:00 ※受付は10:00~16:00
受付場所 : ウトナイ湖野生鳥獣保護センター館内 事務所前受付カウンター

ウォークラリー参加の様子
参加の様子


ゴールで答合わせ
ゴール


ぜひ、春の自然を満喫しにウトナイ湖へお越しください。

ウトナイ湖野生鳥獣保護センターホームページ
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターイベント



※イベントは、【ウトナイ湖野生鳥獣保護センター(植苗156-26)】の開催です。
ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンター(植苗150-3)とお間違えないようにお気を付けください。

本日はどんより雲がウトナイ湖を覆っていました。
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ですが、気温は歩きやすい気候で、林の鳥たちがよく動き回っていました。

シジュウカラ
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ハクセキレイ
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水際の草地には、ベニマシコ
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木道の藪をゴソゴソ、、、
ウグイスでした。
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植物も続々と開花中です。

フッキソウ
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ナニワズ
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今年は、あまり花が多くない様子のキタコブシ
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イヌコリヤナギは、カラフルに。
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アキタブキもどんどん大きくなっています。
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エゾニワトコも大きくなっています。
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ハスカップの小径の木道脇には、ノイバラのつぼみがありました。
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さて、先週になりますが、21日の土曜日には夏鳥がネイチャーセンター前に顔を出していました。

バードバスで水浴びするメジロ(メジロさん、お水少なくてごめんなさい。)
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アオジ
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そして、前にもご紹介したカワラヒワ
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一年中みられるヒヨドリは、エゾノバッコヤナギに夢中でした。
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ゴールデンウィークは、もうすぐそこです。
ぜひ、ウトナイ湖へ春のお散歩にいらしてください。

(和歌月)

本日、野生鳥獣保護センター前に、夏鳥のニュウナイスズメの姿を確認しました。
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スズメと違い、茶色の部分が赤茶色く、頬に黒い斑点がないのが特徴です。


この他にも、先週確認された夏鳥カワラヒワ
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黄色い羽と、ピンク色のくちばしが特徴です。

この他にも、暖かくなってきたウトナイ周辺では、ベニマシコ、アオジ、ヤマシギなどの夏鳥が確認されています。

そろそろ独特な求愛ディスプレイを行うオオジシギの到着も確認される頃です。
次は、どの夏鳥が確認されるかドキドキです。

(和歌月)

風が強かった4月12日の午前中、勇払原野にある弁天沼周辺の巡回を実施しました。

この日、周辺の川はダイサギやアオサギ、マガモなどでにぎわっていましたが、
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弁天沼の水面は静かでした。
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そのかわりに、近くの水たまりではエゾアカガエルたちの声が聞こえ、多くの卵塊が。
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ところ変わって、周辺の草地や林は少しずつにぎやかになってきています。
冬の間は姿が見られない野鳥たち(夏鳥)が渡って来ているのです。

先週も確認できたヒバリに続き、ノビタキのさえずりや
キジバト、モズ、ベニマシコの姿を確認できました。

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モズはたびたび道に降りて何かを食べていました。

勇払原野は夏鳥たちとの久々の再会を楽しめる季節となっています。


瀧本

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