2018/11

ウトナイ湖では毎年10月から今年5月まで、高病原性鳥インフルエンザの感染(拡大)予防として、定期的に巡回調査を行ない、ここで皆さんにご報告しています。

11月8日(木)14時~15時、天気は小雨。
「道の駅」前湖岸~ハクチョウの小径~ウトナイ湖岸観察小屋を歩き、状況の把握及び視野内での水鳥およびワシタカ類のカウントを行いました。
結果、特に異常は確認されませんでした。


確認した種類は以下の通りでした。
マガン、コブハクチョウ、コハクチョウ、オオハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、ハジロカイツブリ、カワウ、ダイサギ、カワセミ 計20種

マガンは305羽、オオハクチョウは成鳥64羽幼鳥8羽、コハクチョウは成鳥26羽幼鳥5羽ほどで、他のカモ類で多かったのはホシハジロ160羽でした。

この日は小雨が降っており、気温も低い中でも調査。
久しぶりに寒さで手が動きづらくなりました。

湖畔の木の葉はほとんど落ちています。
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対岸寄りにオオハクチョウの群れを確認しました。
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彼らは次にどこを訪ねるのでしょうか?
それともこの冬はウトナイ湖に留まる予定なのでしょうか?

個体を見分けられないので、答えはわかりませんが、
今はゆっくりと羽を休めてもらえればと思いました…。

瀧本

先週から、だいぶ見られる数が減ったと感じていたガン類。
本日も午前9時過ぎごろは、静かなウトナイ湖でした。

が、10時半頃に、オオハクチョウが18羽以上いるのが確認され、さらに、そのあとマガン3221羽以上の群れが!!
マガンとオオハクチョウの群れの後ろに見えている点々は、オオバンで、本日は120羽以上確認されました。
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オオハクチョウも成鳥が57羽、幼鳥が1羽見られました。
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観察路には、シジュウカラ。
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キバシリなどの、小鳥類がよく見られました。
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葉が落ちて、少し寂しさを感じますが、林の鳥は観察しやすい季節です。
ぜひ、ウトナイ湖へお越しください。
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(和歌月)


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