2020/04

鳥獣保護センターの散策路で、キタコブシが咲き始めました。

キタコブシ20200430保護センター散策路 (1)


遠くからみると「ここだけ雪が積もったの?」とか「だいふく?」、はたまた「子どものころお正月に作ったまゆ玉みたい」と一瞬思いをめぐらせましたが、みなさんはどのように感じるでしょうか?
見ごろはもう少し先なので、まだまだ楽しませてくれそうです。

キタコブシ20200430保護センター散策路 (3)


zen

トビが、ウトナイ湖の上空を悠々と飛行していました。
英名は「Black Kite」、 黒い凧の意味です。
名前の通り、凧のように尾羽を上手に使って舵を取る姿は、とっても優雅です。
尾羽の形は台形型で、ほかのタカとの識別ポイントになります。

20200428トビウトナイ湖


身近なタカのトビ、みなさんの自宅の上空も素知らぬ顔をして飛んでいることでしょう。
「なあんだトビか」と思わず、美しい飛行姿を追ってみてくださいね。

zen







皆さまこんにちは。鈴木軍...じゃなかった、見習いレンジャーのタイチです。

まずはいつものようにウトナイの近況からです。
ハクチョウの小径、船着き場付近でコチドリがしばしば目撃されるようになりました。長い脚と黄色のアイリングが特徴のなんとも可愛らしい野鳥です。ふだんは砂浜や干拓地で餌を探しています。保護色で見つけづらく安易に近づくとすぐに逃げてしまうので、砂浜状の湖岸を歩く際には前方に要注意です。驚かさないように気を付けましょう。ただでさえビックリ目ですからね。

今回は何とか写真を撮ることができました。でもすごく遠くて、トリミングして何とかって感じです。ピントもいまいち。
IMGP8309a

そうそう、一つ言い訳を。前回載せたオオジシギの絵は自宅で趣味として描いたものですよ。PCの向こう側から「いぃぃー仕事だなぁぁー!」という声が聞こえてきたもので...。なるべく初認の鳥は描いていきたいなと思っていて今までに描いた鳥は20種くらいかな。また機会があればここで皆さまにご覧いただきたく思います。なおリクエストも受け付けます。

ウトナイに話を戻して、その他、クロツグミ、オオジュリン、イカル、イワツバメも初認(以上、すべて中村Cの独壇場)となりました。さえずる小鳥も増えてきているので、タイミングが合えば多様な美声を聞くことができるでしょう。

さて、そろそろ帰宅時間なので今日はここまでにします。お先に失礼します!

(中村T)

皆さまこんにちは。見習いレンジャーのタイチです。

今回は昨日同行した勇払調査についてです。

「いやー、もっと勇払のことを前面に推してもらわなきゃ~」という中村チーフのボヤキに対応しての記事です。いやいや、私も書きたかったんですよ~勇払については。

勇払という言葉は誰が使うかによってその定義が変わります。ウトナイのレンジャーが使う際には「すでに登録されているウトナイ湖とその周辺を除く、ラムサール条約未登録の勇払原野エリア」というニュアンスとなります。わかりづらいですか? でもこれ以上わかりやすく説明するのは難しいので、また日を改めてここのところはお話をさせていただきます。

私も最初、先輩レンジャーが話している「ユーフツガー」「ユーフツデー」「ユーフツノー」という言葉に??って感じでしたが、最近やっと日本語に聞こえてきました。

調査の主たる目的は、そこを住みかとする野生鳥類を探し、希少種をはじめ様々な種が住んでいることを確認し、それを広く知ってもらい、その大切さを皆さまにお伝えし、協力して守っていきましょう、というものでございます。現在メインサイトの勇払PJページは改修作業中で、今後わかりやすく見やすくなって再登場の予定です。今はまだ見ないでください。と言うとみんな見に行ってしまうんだよな...完成の際にはこちらでご報告いたします。

普段勇払原野を見ていて思うことがあります。それは、ここには人間の愚かな部分と人間の素晴らしい部分がまじりあって大地に練りこまれているのだな、というものです。そこには悪役もヒーローも存在せず、ただただ私たち一人一人が持っている、善悪ごちゃまぜの人間らしい部分を大地から感じることができるのです。
弁天沼の調査の様子弁天沼で鳥類調査をするレンジャー

ちょっと抽象的な表現になりましたが、人間が自らの手で失ってしまったもの、自らの手で守り抜いたもの、時間の経過で自然が戻りつつある部分、それらが共存しているとても珍しい場所ということです。その象徴が殺伐とした原野と工場・煙突が同じフレーム内に収まってしまうこういう画だと思います。

これは多くのベテランの方もおっしゃることで、まぁそれの受け売りなのですがね...やはりその変遷をその目で見てきた人に語っていただくのがベストなので、今後ネイチャーセンターの開館が再開しましたら、ボランティアの皆様や学生時代からかかわっているチーフの中村の話を聞きに来てください。
ただし、話は長くなりますよ...

苫小牧は風が強く肌寒い日が続いております。
皆さま、季節の変わり目ということでいつも以上に体調にお気をつけてお過ごしください。

連日、強い風が吹いています。
野鳥たちのさえずりはよく聞かれますが、揺れる木々やヨシの間にいる野鳥の観察は難しいです。
IMG_3701


湖岸に向かう途中、日がよくあたる道沿いにミヤマスミレが咲いていました。
地面の低い位置に花が咲いていたので、じっくり見ないと見すごしてしまいそうでした。
P4224144


キタコブシはこのふわふわで冬の間芽を守っていました。
P4224158


そのふわふわですが、うっすら何か巻いているのが見られました。
花や葉が開く日が近いかもしれいません。
P4224153


さて、ここ最近よく聞かれるようになったウグイスの声。
「ホーホケキョ」に加え「キョッ!!」「ケキョケキョケキョ」とバリエーションが様々です。

今日は、葉がはえていない薮で、2羽で追いかけっこしていました。
動き回る中、一瞬とらえたウグイス。
P4224162


強風でも、何度も観察できたのはハシブトガラ。
今日は、よく聞く「チョチョチョチョチョ」というさえずりや、「ジー・ジー」という地鳴きとも違う声を出していました。
P4224191


連日強風となっておりますので自然観察路を歩かれる際は、頭上に折れた枝がないかなど、気を付けてご通行ください。

※ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンターおよびウトナイ湖野生鳥獣保護センターは、コロナウィルス感染拡大防止のため、5月6日まで臨時閉館となっております。自然観察路は自由に散策いただけます。

(和歌月)

↑このページのトップヘ