カテゴリ: 自然

 ロシアでの繁殖を終えたガン類が、続々とウトナイ湖に渡ってくる季節。一昨日(9月21日)の夕方、「イソシギのテラス」前の水面には、70羽ほどのヒシクイ(亜種オオヒシクイ)が羽を休めていました。時折、何やらしきりに首を動かしています。じつは、この水域には一面に水草のヒシが広がり、どうやらその若い実を食べているようです。まさに、ヒシクイの名のとおりの姿が、ここでは見られます。(中村 聡)

ヒシクイ
夕暮れ時のヒシクイの群れ。手前に広がるのがヒシ。水面に葉を浮かべる

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皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

急に「秋」って感じになりましたね。夜、窓を開けたまま眠ると窓から入り込む冷気で目が覚めてしまうほど、台風を契機に空気が入れ替わった感じがします。

少しずつですが葉も落ちはじめ、先日の雨もあり木道部分は大変滑りますので散策の際はご注意を。

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さて、そんなさなか初認の情報です。

9月7日 ヒシクイ

9月11日 マガン

昨年度、ヒシクイは9月11日、マガンは9月20日が初認日となっており、それぞれ早めの飛来となりました。ヒシクイはウトナイ湖上で休んでいる個体が多く、昨日は40羽以上がレンジャーによって確認されています。マガンは鳴き声、飛去する姿は確認されていますが湖上にいる個体はわずかで、通過しているのか近隣の他の水辺にいるのでしょうか。目撃された方は情報をいただけると嬉しいです。

その他、昨日はアオサギが40羽以上、野生鳥獣保護センター側で確認されています。こんなに多くのアオサギをウトナイで見るのは初めてだったのでびっくりしました。ずらーっと居並ぶ少しガラの悪いサギたちは圧巻でした。一部を除き北海道では夏鳥で本州方面へ越冬のため移動するようなので、その途中に立ち寄ったのでしょうね。どこから来てどこへ行くのか、どこの水が一番おいしかったか、旅の宿の主になった気分で聞いてみたいものです。

その他、渡りの途中と思われるツバメ類や種不明ですが小鳥の群れも多く見ることができるようになりました。

最後にもう一つ画像。

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赤く色づいてきたコウライテンナンショウの実です。なんだか欧米のチョコ菓子みたいですね。

少し肌寒いので暖かくしてウトナイに遊びに来てください。
私は今日、上着を自宅に忘れてきてしまい、くしゃみをしながらこの記事を書いています。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

なんだか気付けばウグイスのさえずりもすっかり聞こえなくなり(最後の記録はなんと8月9日!うっかりしていました)、ホザキシモツケの花もほぼ終わり、チョウセンゴミシの実も赤く色づき始め、ハネナガキリギリスがギーギー鳴き、と季節は確実に移ろっています。私は完全に取り残された感じですが...皆さんはこの急な変化に対応できているでしょうか? 

今日撮った写真から。
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ハクチョウの小径のエゾリンドウ。草地や湿地で見られます。サワギキョウも近くで咲いているので湖岸には紫の花が多い状態ですね。

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魚を探すミサゴ
真下を見ながらホバリングしていました。チュウヒもそうだが、そんなにずっと下を見ていて肩が凝らないのかと余計な心配をしてしまいます。ウトナイ湖の鯉は大型のものが多いので(湖岸から見えるのは50センチ大のもの)魚を探す際は自身で運んで調理できるサイズを選んでいるのだろうか。しばらく見ていましたが、飛び込む直前にやめる動作を繰り返していました。魚が大きすぎたのか、魚に気が付かれたのか。知る由もありません。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

苫小牧市内の小学生がやって来ました。ウトナイ湖で自然に親しんでもらおうという趣旨の自然ふれあい教室というプログラムの一環です。本日は「鳥に興味を持ってもらおう」という内容。皆さん、後半は暑さと眠気との戦いになりましたが、クイズやパズル、実際に双眼鏡を使ってのバードウォッチングの練習と積極的に参加しているなという印象でした。

このコロナ禍の中、なかなか表立った活躍の機会を見ることができない中村チーフが生き生きとしていましたね。野鳥、地元の自然を身近に感じてもらいたいという熱意が私にも伝わったので、児童の皆さんにも何かしら感じることはあったと思います。
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天気にも恵まれ、ほんの一瞬でしたが鳥の鳴き声、姿も観察することができました。次回はもっとたくさんの鳥を見ることができたらいいなと思っています。お疲れ様でした。

私は「先生、先生」「レンジャー、レンジャー」と呼びかけられて、たじたじでした。厳密に言うとそのどちらでもありませんよ。

タイトルにありますように、草原の観察小屋はコガタスズメバチが営巣しているためしばらくの間ご利用いただけません。何度か巣を取り除いていますが、まだ近くを働きバチが飛び回って警戒をしています。近づかないようにお願いします。

(中村T)

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