カテゴリ: 自然

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

なんだか気付けばウグイスのさえずりもすっかり聞こえなくなり(最後の記録はなんと8月9日!うっかりしていました)、ホザキシモツケの花もほぼ終わり、チョウセンゴミシの実も赤く色づき始め、ハネナガキリギリスがギーギー鳴き、と季節は確実に移ろっています。私は完全に取り残された感じですが...皆さんはこの急な変化に対応できているでしょうか? 

今日撮った写真から。
IMGP4448

ハクチョウの小径のエゾリンドウ。草地や湿地で見られます。サワギキョウも近くで咲いているので湖岸には紫の花が多い状態ですね。

IMGP4464

魚を探すミサゴ
真下を見ながらホバリングしていました。チュウヒもそうだが、そんなにずっと下を見ていて肩が凝らないのかと余計な心配をしてしまいます。ウトナイ湖の鯉は大型のものが多いので(湖岸から見えるのは50センチ大のもの)魚を探す際は自身で運んで調理できるサイズを選んでいるのだろうか。しばらく見ていましたが、飛び込む直前にやめる動作を繰り返していました。魚が大きすぎたのか、魚に気が付かれたのか。知る由もありません。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

苫小牧市内の小学生がやって来ました。ウトナイ湖で自然に親しんでもらおうという趣旨の自然ふれあい教室というプログラムの一環です。本日は「鳥に興味を持ってもらおう」という内容。皆さん、後半は暑さと眠気との戦いになりましたが、クイズやパズル、実際に双眼鏡を使ってのバードウォッチングの練習と積極的に参加しているなという印象でした。

このコロナ禍の中、なかなか表立った活躍の機会を見ることができない中村チーフが生き生きとしていましたね。野鳥、地元の自然を身近に感じてもらいたいという熱意が私にも伝わったので、児童の皆さんにも何かしら感じることはあったと思います。
IMGP3823

天気にも恵まれ、ほんの一瞬でしたが鳥の鳴き声、姿も観察することができました。次回はもっとたくさんの鳥を見ることができたらいいなと思っています。お疲れ様でした。

私は「先生、先生」「レンジャー、レンジャー」と呼びかけられて、たじたじでした。厳密に言うとそのどちらでもありませんよ。

タイトルにありますように、草原の観察小屋はコガタスズメバチが営巣しているためしばらくの間ご利用いただけません。何度か巣を取り除いていますが、まだ近くを働きバチが飛び回って警戒をしています。近づかないようにお願いします。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

先日のブログを受けてですが、中村チーフと台所で一緒になった時ボソッと一言「タイチさんはそろそろ見習いをとってもいいと思うよー」とお声がけいただきました。ありがたいことです。が、しばらくこのままでいかせていただきます。毎日ウトナイ湖に通い観察をし記録をつける中で感じることは、1日として同じ状況がないこと。それが1年続くのだから最低1年、いや、それ以上は見習い期間というわけです。自分に厳しい自分に少し酔ってます。

そういえば先日、自然観察路で記録をつけていたら、「あなた、ブログの見習いレンジャーでしょ」と言われました。なぜわかる!? やはり隠しきれない初心者感が全身から出ているのだろうか? 「仕事は楽しいかい?」と聞かれたので「楽しいですよ」と答えておきました。楽しくなさそうに見えるんだなぁ、やっぱり。

さて、今日の写真はこれです。
S_shirone

シロネです。花はおかしな場所(葉腋)にまとまってつきます。茎を触ると四角くて面白いですよ。

17_oniyuri

こちらはオニユリ。恥ずかしいのでしょうか、観察路とは逆を向いて咲いてました。ハクチョウの小径で見ることができます。

そして最後はプライベート画像。載せていいものか迷いましたが「見習いの休日」ということで。(スマホ画像なので画質は悪いです)
IMG_20200812_101637

夏休みをいただき激チャリしてきました。ひたすら海まで漕いで、バシャバシャして、急こう配の峠を越え、朝から夕方までひたすら漕ぎまくって気分がさっぱりしました。体の表側ばかりに日焼け止めを塗っていたんだけど、この日はどこに行ってもなぜか背中側から太陽が照り付け、体の裏側半分が真っ赤に日焼けして大変なことになりました。熱中症対策、日焼け対策は万全にして、皆さまも残り少ない夏を楽しんでください。

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

私がこちらに勤務して約5か月が経過。ですが肩書から「見習い」を外すことができません。また、だれからも「そろそろ外したらいいんじゃない」という声も聞こえません。一般的には半年を経過すればその職場の雰囲気にも慣れ、そこそこなんでもできるようになるはずですが、私はどうもペースが遅いようです。考えたくはないが歳のせいもあるかもしれませんね。新しい物事がすんなり頭に入ってこなくなってきているような気がします。自分のこれまでの蓄積の無さを悔やむばかりです。これを見ている若者諸君! ゲームをしている暇があったら何でもいいから知識と経験を仕入れておきなさい。じゃないと一生「見習い」ですぞ!

さて、気を取り直して、ウトナイの近況です。
ズミが散った後、あぁ花の季節が終わってしまった...と思っていたのですが、ウトナイの花の季節は粘り強く、長く続くのですね。8月に入っても新たに咲き始める花があります。多くの自然愛好家が足しげく通う理由がここにあります。

こちらはタチギボウシ。オオウバユリの紫版のようなきれいな花です。
IMGP3054

そしてこちらはトモエソウ。だと思うのですが...もう少し花弁が捻じれるはず。
IMGP3063

日曜は野生鳥獣保護センターに終日いたので久しぶりに展望台に上りました。
IMGP3005

寒い時期は意地悪に思える強風も、この時期は一服の涼風。しばらく口を半開きにして癒されていました。そしてこの写真を撮ろうとカメラをカバンから取り出したとき、レンズキャップがコロコロ転がって地上へ落下。柵があるので行方を追うこともできず、失くしてしまった!と思いがっくり。だがなんと展望台入口のそばの芝生に、ここだよと言わんばかりに落ちていました。こういう運の使い方はしたくなかった...でも、おかえりなさい。

(中村T)

↑このページのトップヘ