カテゴリ: 自然


今から少し前、まだ雪の残る3月上旬。たそがれ時のネイチャーセンターから、ふと外を見ると、そこに「ある生きもの」がいました。この写真の中に隠れているのですが、さて、それは何でしょう?明日、答えを発表しますね。(中村)クイズ1


活動をご支援ください。ウトナイ湖ファンクラブのご案内はコチラです。

春を迎える時期ですが、あいにくの曇り空の中、散策路へ。
歩き始めてすぐに、冷たい雨が降ってきました。
寒空の下、木々の上ではヤマガラ、シジュウカラ、ハシブトガラ、エナガが飛び交っていました。

木道を歩いていると、春の気配を発見しました。
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イヌコリヤナギの芽吹きです。
薄緑の芽をみると「春はすぐそこ」と言っているようで嬉しく感じます。

進んでいくと黄色い花が咲いていました。
ナニワズの花です。
ナニワズアップ


思わず近寄りかけましたが、ちょっとまって、
ナニワズ足元

手前には、フッキソウが生えていました。
うっかりふんでしまわなないように、散策される方は、ぜひ足元も見ながら、歩いていただければありがたいです。

木道

木道を通り、ウトナイ湖が見渡せるテラスへ。

テラスからは、オジロワシとダイサギが飛び交い、ミサゴが魚を捕まえる姿も見られました。
アオジやウグイスの声も聞こえ、夏鳥の気配もあちらこちらで感じました。

(和歌月)




ウトナイ湖の散策路を歩いてみると、早春の植物の控えめな花や芽に気がつきました。

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アキタブキ(通称:フキノトウ)の花
一気に花が咲き始めたアキタブキ。写真で紹介しているのは、まだまだ咲き始めの星形の花冠を持つ雌花。雄花は受粉を終えると茶色く枯れてしまいます。

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ナニワズのつぼみ
黄色のつぼみが目立つので「お、そろそろ咲くのか?」なんて期待をしていると、なかなか咲かないナニワズ。
今年も開花がいつになるのか楽しみです。

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フッキソウのつぼみ
この花も5~6月まではなかなか開花しません。
でもつぼみが早くからついているので、つい、わくわくと地味な花の開花を待ってしまいます。

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バッコヤナギの花芽
絹のような光沢が美しい花芽。
雄雌で株が違うのですが、この木は黄色い花粉を付けた雄花になるのか、それとも、白緑色のつんつんとした雌花になるのでしょうか…。
これからが楽しみです。

いったん姿を現すも、しばらく音沙汰のないシマリス、木道が日差しであたたまると羽を広げて休むクジャクチョウやエルタテハ、さえずりに力が入り始めたハシブトガラやシジュウカラ。
季節が動き出し始めています。
お天気が良い日には、春をさがしにウトナイ湖周辺を散策してみるのはいかがでしょう。  (小山)

前回のブログ(3月23日のガン類続)後のガン類について、まとめて報告します。
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3月24~26日にかけて、早朝にボランティアの方と雁カウントを行いました。その結果、24日は7000羽前後、25&26日は2800羽以上を確認しました。
26日の調査では、マガンの群れの中に絶滅危惧種のシジュウカラガンを25羽以上いるのを確認しました。
いつもだとマガンの中に1、2羽交じっている、という感じだったのですが、数が増えたためか、マガンの中にはいるものの、シジュウカラガンはシジュウカラガン同士でまとまって行動をしているようでした。保護増殖事業が実を結んできているようです。

この3日間、まだ陽が明けないうちにカウントの準備をしていると、近くの水辺で休むコブハクチョウと共に行動している居残りヒシクイに楽しませてもらいました。
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このヒシクイ、カウントをしているデッキそばに好物があるらしく、目が覚め行動を開始すると、まず、こちらの近くへやってきます。そして調査している人間を気にしつつも何かの根か茎(ヨシ?マコモ?)を水の中から引っ張り出し、やっぱり人が気になるのか、口にくわえたまま遠ざかります。
そして離れたところで「ぱりぱり」と音を立ててうまそうにお食事。
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コブハクチョウがそれを見て、そんなにうまいのか?と試みたようですが、あんまりお口に合わなかったようで、さっさといなくなってしまいました。
一緒に行動していても、食の好みは種類によって違うんだぁとちょっと意外でしたが、だからこそ、一緒にいられるのかも?と思ったできごとでした。 (小山)

ガン類について続報です。
先日、10万羽越えの情報をお届けしたばかりなのに、早くも減少のお知らせです。

今朝(3/23)、有志Iさんと今日のガン類の数えてみたところ、本日は8500羽以上。
数日前よりもかなり減っています。

前日22日早朝にはウトナイ湖2万羽以下(Iさん)だったという情報もあり、もしや、と思っていましたが、一気に数を減らしたのを目の当たりにすることになりました。
ちなみに、千歳市の長都沼には同日早朝、3万羽ほどいた(Hさん)という情報をいただきました。

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本日2月23日の朝の様子
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1万羽を切ったとはいえ、飛び立つと迫力はあります

ウトナイ湖で彼らを見つめる私たちにとっては、もう行ってしまうのか…? という不安と寂しさがありますが(ただし、天候や状況によってはまたウトナイ湖をねぐらにするものが増えることも考えられます)、ガンたちにとっては、この後、なるべく早く繁殖地へ行き、子育てをし、来秋に幼鳥を連れてまた日本などへ戻ってこなければならないという忙しい生活が待ち受けています。
となると、早く北上できるのは彼らにとって喜ばしいことなのかもしれません。


【お願い】
ガン類は非常に警戒心の強い野鳥です。ちょっとしたことで驚き、飛び立ってしまうことがあります。観察は以下のことを留意して行ってください。
①ガン類に近づきすぎない
②フラッシュを使用しての撮影はしない
…また、暗い中の移動で懐中電灯やヘッドライトをご使用になるかと思いますが、
③ガンのいる付近(湖岸)に近づいたらライトを消す※暗いうちは遠くまで光が届きます
これから長い旅をするガンたちが安心して休めるよう、温かく見守ってくださいね。

【お知らせ】
 ネイチャーセンターでは27日に「あかつきに雁を見る会」を行ないます。どうぞご参加ください。詳しくはコチラをどうぞ。


(小山)

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