カテゴリ: 自然

本日は、昼間でも-4℃の寒さのウトナイ湖です。
ただ、湖の結氷は見られませんでした。
木道の凍結も、ほぼ見られませんでした。
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湖岸には、ダイサギがじっとしていました。
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また、マガモの群れが見られました。
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林はすっかり葉が落ち、バードウォッチングに最適です。
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今年は木の実が多く成ったため、そこに集まる野鳥が観察しやすいです。

鮮やかな色が目立つツルウメモドキ
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色は目立ちませんが、中に種が入っているハンノキの実も野鳥に大人気です。
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ジー・ジー、と鳴きながらハンノキの実を食べていたハシブトガラ
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ツグミ(同じところに3羽ほどいました)は、ツルウメモドキの実のまわりをウロウロ。
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ゴジュウカラは、木の幹を上下に移動しながら、幹の隙間を細かくつついていました。
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さて、本日は可愛い野鳥のおしりを発見。
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よく見ると何羽かいました。
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冬鳥のマヒワの群れでした。
ハンノキの実を、しばらくつついていました。
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ツグミやマヒワなど、冬ならではの野鳥が見られる一方で、草原から聞こえる「ピポ・ピポポ」という声は、夏鳥のベニマシコです。
昨年は真冬にも見られましたが、今年もまだ確認されています。
今日は、声だけでしたが、先週の金曜日は、木道脇に姿を発見しました。

ベニマシコのオス(11月29日金曜日に撮影)
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また、今日は見られませんでしたが、最近話題のエナガ(亜種シマエナガ)は、ほぼ毎日観察されています。
すばしっこく、木から木への移動が速いため、いても気が付かないことも。
「リーリーリーリー」「ジュルッ、ジュルッ、チッ!」という、騒がしい声がしたら、その場に立ちどまって声がする方を探してみてください。
〇尾羽が長め(英名はLong-tailed Tit)
〇動きがすばしっこい
〇木の幹や、草原のヨシの茎をつついている(小さな昆虫やクモなどを食べています)

エナガ(過去に観察路で撮影した写真です)
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毎日寒い日が続いていますので、観察路を歩かれる際は防寒対策をして散策ください。

(和歌月)



日中もあまり気温が上がらず、真冬のような寒さのウトナイ湖です。
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バリアフリー観察路の木道も薄く氷が張っています。
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湖ではオオハクチョウやカモの仲間が優雅に水草を食べていました。
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ここのところ数が減ってきたマガンですが、今日は200羽ほどが羽を休めていました。
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すっかり葉が落ちた観察路です。
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全体が茶色い景色の中で、ひときわ目を引くツルウメモドキの実。
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野鳥にあまり人気がないと思っていましたが、ヒヨドリが実を食べに集まっていました。
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最近テレビで紹介されて問い合わせの多いエナガ(シマエナガ)がシジュウカラやハシブトガラと混群を作っていました。
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エナガ(シマエナガ)
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エナガ(シマエナガ)
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シジュウカラ
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そして、こんな寒さの中でも一面緑のところが・・・。
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フッキソウです。小さく丸いものはつぼみで、花は来年の春に咲きます。
葉も枯れずに、このままの状態で雪の下で春を待ちます。
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観察路は葉が落ちて、小鳥たちが観察しやすくなっています。
運が良ければ人気のエナガ(シマエナガ)にも出合えますよ!

そして今日は出合えませんでしたが、冬の使者オオワシもすでに観察されています。

寒さ対策をしっかりして、是非ウトナイ湖に散策にいらしてください。

(山浦)


昨日、ボランティアさん1名と月1回の自然情報収集に行ってきました。

林の中は葉もすっかり落ち、小鳥たちが観察しやすくなりました。
先日に続き、エナガやシジュウカラ、ゴジュウカラ、ハシブトガラの混群やコゲラ、キバシリの姿が観察できました。

木の幹をつついて虫を探すハシブトガラ。この後ケヤマウコギの実も食べていました。
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ハシブトガラが食べていたケヤマウコギの実
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こちらは水分が少なくなったマユミの実
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この実はメジロの大好物。ただ、ついこの前まで群れで食べにきていたのに、まったく姿を見なくなりました。南下したのかも知れません。

ツルウメモドキの実もたくさん残っています。こちらは野鳥にあまり人気がないようです。
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チョウセンゴミシの実は干しぶどうのようになっています。
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僅かに残っていたズミの実
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ハンノキの実と、春になると伸びてくる雄花
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そして、また、ハンノキにあの食いしん坊が・・・
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ふさふさの冬毛になっています。食べ物が少なくなる冬に備えて、しっかりと脂肪分を蓄えているのでしょうか。
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湖では、ダイサギやオオハクチョウ、マガン、カモの仲間が見られました。

水の中で魚を狙うダイサギ
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こちらはウトナイ湖では比較的珍しいアビ
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午後から雪がちらつく寒い1日でしたが、葉が落ちた林で小鳥を見るには絶好の季節になりました。
マガンやヒシクイ、ハクチョウ類もまだ見られます。
ぜひウトナイ湖に足を運んで、秋の名残を楽しんでください。

(山浦)










急に寒くなったウトナイ湖です。

すっかり葉が落ちたハンノキに何やら動くものが・・・
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エゾリスです! ハンノキの熟した実(堅果)を一生懸命食べています。
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1時間後にもまだ同じ木でガリガリ、もぐもぐ・・・
とても食いしん坊なエゾリスでした(^ ^)
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自然観察路ではエナガやカラ類の混群が見られました。
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湖は水鳥たちで賑わっています。

帯状になったマガンの群れの手前にはカワアイサとマガモとオオハクチョウが。
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こちらはオオハクチョウ(手前は幼鳥)とマガン。
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そしてオオハクチョウとオオバン。
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人の気配に驚いて、いっせいに飛び立ったダイサギ。
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寒さ対策をしっかりして、ぜひ秋のウトナイ湖に遊びにいらしてください。
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(山浦)

秋を迎えたウトナイ湖では、コナラやミズナラがまだ紅葉していますが、
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観察路の葉がだいぶ落ち始めました。
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木の実が枝に残されて目立っていました。
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鮮やかなツルウメモドキの実
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同じく鮮やかなマユミの実
本日は立つのも大変ほどの強風だったためか、ここ連日マユミの木に集まっていたメジロは見られませんでした。
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ハスカップの小径の林は、コナラ・ミズナラなどの落ち葉の絨毯に。
中にハリギリやヤマモミジの葉が混ざっていました。
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オタルマップ川も、落ち葉が流れていました。
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強風の中、時折水に潜っていたスズガモ(繁殖のための羽ではないため目立ちませんでした。)
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対岸には、オオハクチョウやコハクチョウ、ヒドリガモやマガモ、オオバンなど多くの水鳥が見られました。

本日は、マガンの声と飛ぶ姿も見られましたが、あまり多くの数は見られませんでした。
昨日28日は、夕方に東の方向へ飛ぶマガン・ヒシクイが多く見られました。
(↓の写真のみ10/28撮影)
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さて、強風の中でも林ではカラ類が活発に動いていました。

シジュウカラ
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ハシブトガラ
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また、エゾリスが木々を移動する姿もみられました。
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ぜひ、秋のウトナイ湖へ自然散策にお越しください。
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(和歌月.)





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