カテゴリ: 自然

ガン類の渡りの季節がやってきました!
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今月11日にヒシクイを、20日にマガンを初確認し、本日現在、ヒシクイは約300羽、マガンは10数羽ほどが確認されています。
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日中、湖で採食をしたり、のんびりと過ごしている姿を見られるのは、秋の渡りのみ。この時期が観察のチャンスです。
午前中は湖の南西部に集まっていることが多いので、野生鳥獣保護センターの近くの「あずまや」か、「道の駅」隣の展望施設からの観察がおすすめです。
午後からは鳥獣保護センターの館内からや、自然観察路のデッキからも観察できると思います。

自然観察路の木道脇に咲いているのは、外来種のユウゼンギク。
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木の実もたくさん見られます。
鮮やかな色のチョウセンゴミシの実
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カラフルなノブドウの実
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マユミの外皮も真っ赤になりました。
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秋晴れのウトナイ湖に是非遊びにいらしてください。
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(山浦)







9月1日に、本ブログでご案内をさせていただきました「勇払原野とことこツアー」は、開催日が近づいています!

開催は、9月29日(日)9:30~15:30です!!

現在、参加者募集中しておりますが、定員残すところ、わずかとなっております。
参加をご希望の方は、お早めにお申し込みください。

◆対象:どなたでも(中学生以下は保護者同伴)*約3~4kmの距離を歩ける方
◆定員:40名(申込み先着順)
◆参加費:お一人(資料代・保険料を含む)おとな1,500円、中学生以下500円
 *未就学児は無料。ただしバスの座席は保護者と相席となります。
◆集合:9:30までにN.C(直接)、または8:30までにJR苫小牧駅北口に集合(その後N.Cへバスで送迎)
◆申込方法:*事前の申込みが必要です
 
参加希望者全員
①氏名(ふりがなも)
②年齢
③住所
④電話(FAX)番号、
⑤この行事を何で知ったか
⑥希望の集合場所」
を明記し、FAX、メール、またはハガキでウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンターまで。追って持ち物など詳細をお知らせします。
◆申込〆切:2019年9月27日(金) *ただし、定員になり次第、受付を終了します。

◆申込先:ウトナイ湖サンクチュアリ・ネイチャーセンター
〒059-1365 苫小牧市植苗150-3
FAX.0144-58-2521  メール:utonai@wbsj.org

 
「勇払原野とことこツアー」は、多くの生きものが暮らしている苫小牧市の勇払原野をめぐるツアーです。
苫小牧東部開発地域内を バスで巡り、弁天沼などを訪れ、行事名どおり「とことこ」歩きながら、そこに残る貴重で豊かな自然を体感します。
共催の日本野鳥の会苫小牧支部のリーダーの皆さんと、当サンクチュアリのレンジャーが勇払原野の自然をご案内します。初めての方でも、自然観察を楽しんでいただけます。
【写真:2015年9月開催時の様子(弁天沼)】
秋のツアー①(2015年)



日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリは、「勇払原野をラムサール条約湿地に」と保全活動を進めています。
【写真:9月の弁天沼】
秋の弁天沼


皆さまからのお申し込みをお待ちしております。

ウトナイ湖は、夏の暑さもひと段落したようです。
ここ最近は、野鳥たちも活発に動いているようです。


夏鳥のキビタキは、水浴びに来ていました。
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同じく夏鳥のコサメビタキ
昆虫をフライングキャッチしていました。
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留鳥のゴジュウカラもよく見かけます。
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ツタの葉に隠れるゴジュウカラ
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ゴジュウカラのような動きをしていたシジュウカラ
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留鳥のキバシリも見られています。
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湖には、カイツブリ
こちらも、ごはんをゲット!したようです。
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さて、9月11日の午前中に、ウトナイ湖の南西部対岸にヒシクイが到着しているのが確認されました。
秋は、このポイントにいることが多いように感じます。
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マガンの到着も楽しみですね。
寒暖差がありますので、観察路を歩かれる際は、体温調節のしやすい服装でお出かけください。

(和歌月)

風もなく湖面が鏡のようなウトナイ湖です。
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今、木道脇ではタデ科のミゾソバとアキノウナギツカミの花が多く見られます。

ミゾソバ
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アキノウナギツカミ
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茎には下向きのトゲがたくさん生えていて、触るとザラザラしています。
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このトゲでぬるぬるしたウナギもつかめそうだというのが名前の由来らしいです。こういうインパクトのある名前は覚えやすくていいですね!


さて、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターでは「オオハクチョウの渡来日予想クイズ」を実施しています。
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今年のオオハクチョウの渡来日をずばり当てた方に野鳥カレンダーや野鳥図鑑などをプレゼントします。(正解者多数の場合は抽選で1名様へ)。今月29日(日)が締め切りです。ウトナイ湖に遊びにいらした際に、是非お立ち寄りの上、どしどしご応募ください。


蚊が多く発生していますので、散策路を歩かれる際はしっかりと虫除け対策をして散策を楽しんでください。
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(山浦)




風もなく穏やかで、汗ばむ陽気のウトナイ湖です。
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そんな中、自然観察路ではあちらこちらに秋の気配が・・・

エゾリンドウが開花して・・・
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ズミの実が赤くなり・・・
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ぶどうの房のようなチョウセンゴミシの実も赤く色づき・・・
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ちょっぴり気の早いツタの葉が紅葉していたり・・・
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木道にはカラコギカエデの種がたくさん落ちています。
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コナラの実(ドングリ)
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そんな中にも、夏の代表ホザキシモツケのつぼみがありました。これから咲くとは、少し季節外れです。
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夏と秋が混在しているウトナイです。

そして今日もたくさんの昆虫が見られました。

アキアカネ
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クロヒカゲ(チョウ)
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こちらは羽が傷ついていたオオヒカゲ(チョウ)
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オオアワダチソウの花とスジグロシロチョウ
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カラフルな色合いのキバナオニグモ
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そして、葉っぱの上には阪神タイガースファンが喜びそうなアブが!
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調べたところ、キカオアシブトアブのようです。
黄色と黒のコントラストが芸術的ですね!

林の中ではアオジの姿がありました。そろそろ南下を始めます。
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暑さも一段落して散策するのにちょうどいい季節になりました。
是非ウトナイ湖に足を運んで、今しか見られないウトナイの自然を堪能してください。

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(山浦)

※ウトナイ湖および自然観察路での動植物(昆虫を含む)の採集はご遠慮ください。


















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