カテゴリ: 勇払原野の保全

9月25日に勇払の巡回を実施しました。
9月末らしからぬ、気温が高い日が続いていますが、勇払原野はすっかり秋の様相です。

弁天沼の様子。
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少し涼しい風が吹く中、オギの広がった穂が揺れていました。

横では、ダイサギが悠々と歩いていました。
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道中では、ノビタキ雌が冬羽の姿。
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渡るために、腹ごしらえ中でしょうか?

近頃発見率が高くなっているミサゴも確認。
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街中では見られない季節の表情を、勇払原野は見せてくれます。


〈たきもと〉








6月29日勇払の巡回を行いました。

うっすら霧が出る中、巡回を実施しました。
弁天沼DSC_0020s

特に異常はありませんでしたが、
ハマナスが多く咲く中、今年生まれの野生の子供たちに出会うことができました。
ハマナス花DSC_0027s


最初にノビタキ幼鳥。
ノビタキ幼鳥DSC_0100s

親と兄弟で群れ、道上などでエサをついばんでいました。
エサのありかを教わっていたのでしょうか。

次に、進んで行くと遠くの道上にエゾシカの親子が。
エゾシカ親子DSC_0091s

さすが親はこっちを見ていますが、子供は気づいているのかな?

さらに、進むと砂地の山に横穴を発見。
キタキツネ子っこ2匹DSC_0189s

良く見てみると、子ぎつねが!
全く動ぜず、ウトウトと眠っていました。

今回、勇払でのお話でしたが、北海道全域で今、子育ての季節です。
良く鳥が見れる場所は、近くで子育てをしているかもしれません。その場に留まってしまうとエサを運べずに営巣を放棄してしまうこともあります。
自然を見るときは、そっと観て、すっとその場を離れましょう。


たきもと


5月26日午後、勇払の巡回を実施しました。
場所によっては青々とした草地が広がっています。
弁天南部


エゾノコリンゴや
エゾノコリンゴ?ズミ?0993


ミヤマザクラ
DSC_0706ミヤマザクラよせ


ハマハタザオ
ハマハタザオ


などの花々が咲く中、今回はあまり見られない哺乳類を見ることができました。

エゾタヌキ
エゾタヌキ0947


エゾユキウサギ
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足だけ白いですね。

なぜか全然逃げず写真を撮らせてくれました。
リラックスしていたのでしょうか?


野鳥で写真を撮らせてくれたのは、
ベニマシコ
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モズ
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勇払は人の出入りが少ないため、リラックスした動物たちを、時折見る事が出来ます。
彼らがリラックスできるこの場所を守るため、巡回、調査を実施していきます。


たきもと

5月12日(木)雨上がりの晴れ空の中、勇払巡回を実施しました。
巡回の結果としては特に異常はありませんでした。
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勇払の湿地帯ではホザキシモツケなどの芽が開き、
順々と緑の割合が増えていっています。
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とても暖かくてキタキツネもリラックスしていました。
IMGP3858


チュウヒも複数確認することができました。
ここでチュウヒを少し紹介。

この野鳥は、勇払では居るところに行けば比較的簡単に観察できますが、全国的には数が減っています。
チュウヒ小山さん

(写真は巡回当日撮れなかったため、別のチュウヒの写真を掲載しています。)

環境省のレッドリストのカテゴリーでは、上から2番目の絶滅危惧ⅠB類に分類され、近い将来における野生での絶滅の危険性が高いとされています。

この野鳥の生息地である大きな平地の草地、湖沼、ヨシ原、湿地などが減っているのが原因のひとつだと考えられます。
我々日本野鳥の会でもチュウヒを守るべく活動をしています。詳しく知りたい方は、こちらのアドレスをご覧ください。https://www.wbsj.org/activity/conservation/endangered-species/cs_hog/

勇払原野は、人間による開発の中で残された貴重なチュウヒの生息地でもあるんです。

将来の子供たちが、より多くの生き物を実際に見られるように、今残る自然を大切にしていきたいですね。


たきもと

気温が10℃を超える日が多くなってきた今日この頃、
4月21日に勇払原野の巡回をおこないました。

勇払はより春らしくなってきており、湿地や草地ならではの生きものがにぎやかになってきています。

気温が14℃になったこの日、良く姿を見せてくれたのはこの野鳥
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ノビタキです。
オスは頭の黒色と腹の白色、オレンジ色の前掛けが特徴です。北海道では主に低地の草地にいます。

そのほかにコチドリ
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草が少ない砂礫地などで子育てします。
上記の2種は暖かい季節に移動してきて子育てをする「夏鳥」です。


また、林の中を地面でピョンピョンはねてすばやい、エゾアカガエル
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そのほかに植物ではミズバショウが満開で、そのほかの植物も続々と芽が開いてきています。
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さらに夜にはエゾユキウサギが見られました。
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体のほとんどが夏毛の茶色ですね。


今は認識できる生きものが週ごとに違い、変化を感じられる面白いシーズンです。

ただ、そんな面白さを感じさせてくれる野生の彼らは、湿地や草地などが無いと暮らせません。
現在、勇払では比較的簡単に存在を確認できますが、開発されれば一瞬で見られなくなる生きものたちです。

今でも過去にあたり前だった生きものが見られなくなっています。
今昔のあたり前を知り、残し、復活させるために巡回を続けていきます。
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たきもと

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