カテゴリ: 勇払原野の保全

4月13日(水)勇払原野の巡回を行いました。
勇払の緑は一週間前よりも増え、あたたかい季節が近づいていることを実感できました。

道の真ん中に、こんな落し物がありました。このようのものが3か所ほどありました。恐らくタヌキのものだと思われます。
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その暖かさを利用してか、そこだけ植物が伸びています。
また、オオジュリンがさえずりはじめ春を感じさせてくれました。
オオジュリン♂1DSC_0503


巡回結果としては、所々に冬の間と思われるたき火跡を見つけました。
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途中雨が降りはじめ、時折通る飛行機以外の人工的な音は聞こえなくなり、
静寂の中で本格的な春を待つ勇払原野でした。
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瀧本

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本日、勇払原野の弁天沼へ巡回に行ってきました。
今年度からウトナイ湖サンクチュアリの仲間となったTレンジャーと一緒です。
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弁天沼の岸辺で観察するTレンジャー

天気が良く、風も強すぎず、巡回日和で、途中の林道ではクジャクチョウが舞う姿が何度も見られ、原野に訪れた春を感じました。
20160401kujyaku064クジャクチョウ



一方、エゾシカの出現率が高く、中には小鹿を連れている雌鹿もおり、植生への影響が気になるところです。
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弁天沼をざっと見渡したところで、3~6頭の群れが3、4か所でみられました。

また、雪の下にあって今まで見えなかったもの…誰かがバーベキューをした跡…などもあり、
人間の生活圏との差をもう少し意識してもらえたら、と思わずにいられませんでした。

今後もこの地域の様子を注視していきたいと思います。  (小山)

 ※勇払原野保全プロジェクトを進めています。 詳しくは こちら

今回は打ち合わせで来ている横浜自然観察の森のレンジャーTから報告させていただきます。
巡回したのは、通常と同じ苫東(勇払方面)と弁天沼です。

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(弁天沼)
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(ウトナイ湖美々川河口)

結果としては、特に異常ありませんでした。

ただ、横浜から来た人間の視点で、すごく良い場所だなぁと感じました。
それは雄大な自然がとても近いことです。
生活に便利な苫小牧市内から車を使って30分ほどで豊かな自然に出会うことができます。
普通にオオワシやオジロワシ、エゾジカなどの大型の動物がみられるような貴重な自然との距離の近さは、うらやましい限りです。

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(ウトナイ湖美々川河口)

自然のきびしい部分ももちろんあるとは思いますが、苫小牧市内に住む方には身近で貴重な自然を知ってもらい、大切にしていただきたいなと感じました。

T・H

2月13日、勇払原野の巡回を行いました。この日の苫小牧はプラス気温となる厳冬期とは思えないほど温かい日でしたが、弁天沼に着くと結氷した氷の上を通って冷やされた風で、私の肌は北海道ならではの刺すような寒さを感じました。
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【弁天沼】

氷上にワシなどの姿を見ることはできませんでしたが、代わりに草原にチュウヒ、林縁にノスリを確認することができました。

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【左:チュウヒ 右:ノスリ】

今年、ネイチャーセンター周辺では冬鳥があまり見られませんが、勇払にはアトリが来ていました。ウトナイ湖周辺と比べてアトリにとって好ましい条件があるのでしょう。
勇払原野内を通っている人工の側溝には常に凍っていない水があり、ダイサギがふちを歩いていました。きっと餌を探していたのでしょう。

木々を見ると相変わらずシカの食痕が目立ちました。シカ自身も数頭みかけました。苫小牧市内に住んでいるとなかなか気づきにくいですが、勇払では着実にシカが増え、木々に被害が出ているようです。何か手を打てればよいのですが・・・。
図2
【左:側溝の縁にたたずむダイサギ 右:シカに樹皮を食べられた木】


クマの足跡は見つかりませんでしたが、最近では冬眠しないクマをちらほらといるそうですので、勇払原野を散策される方は十分ご注意ください。
(松岡)

10月22日 勇払原野の巡回を行いました。木々はすっかり紅葉し、林道は落ち葉のじゅうたんで覆い尽くされているところもありました。
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 林道では、冬鳥のアトリとツグミ、そしてカシラダカに出会い、弁天沼やその周辺の池では秋の渡り鳥であるオオハクチョウ、コハクチョウ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、カイツブリ、ウミアイサなど、90羽以上のガンカモに出会うことができました。さらに渡り鳥に誘われてか、チュウヒやノスリもよく見かけました。このように秋から冬へ移行するこの時期、弁天沼周辺では比較的多くの種類の鳥を確認することができます。
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【弁天沼周辺の池に飛来したガンカモの群れ】
 
 他にも秋らしい光景としては数羽のカケスをみかけました。夏は山などで生活しており見かけにくいカケスも、冬が近づくにつれドングリなどの木の実を求めて人里近くまでやってくるようになり見かけやすくなります。今年はドングリの実りが少ないと言われていますが、食べ物は足りているでしょうか。

 秋の生き物たちの他にもこれから南に帰っていくであろう、モズやキジバト、ベニマシコもみかけました。
各季節の鳥たちが交じり合うように見られ、秋の景色が少しだけ彩を増しているように感じられました。
(松岡)
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【今日見られた景色】

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【水たまりに産卵する赤とんぼ】


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