カテゴリ: バードウォッチング

ネイチャーセンターの観察窓近くにあるバードバスには鳥たちが水浴びにやって来ますIMG_7011
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来館者の方は「鳥も暑いのねえ」などとおっしゃる方もいますが、鳥には水浴びをする理由があります。IMG_7082
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体についたほこりや脂粉などの汚れや、ダニ・寄生虫などを落とすため。
水浴びの後には羽繕いをして油を羽に付け水や汚れを防ぎます。暑さには関係ないようで、寒くなってきても水浴びにやってきます。色々な鳥がやってきますが
先日、ハシブトガラといっしょにシマエナガも見られました。IMG_7015
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仲良く順番に水浴びIMG_7013
可愛い姿が見られました。

《SAKATA》

ネイチャーセンター近くのエゾノウワミズザクラが開花中IMG_5089
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エゾノウワミズザクラは湿地や川沿いなど湿った所で生育し北海道と青森県のみに分布する希少な桜、房状の白い小さな花とあまい香りが特徴です。IMG_5064
イソシギのテラス近くではズミのつぼみがふくらみ、花が咲くのももうすぐ。IMG_5054
足元にはシロスミレ。IMG_4654
観察路周辺ではキビタキのさえずりの声が、オスは胸の黄色があざやかIMG_5067
ネイチャーセンターの窓からIMG_4699
クロツグミの姿も見られていますキョロィ、キョロイと美声の持ち主です。

鳥のさえずりと花の開花を楽しむ季節、晴れた日はウトナイ湖に散策に来てみてはいかがですか。
《SAKATA》

ネイチャーセンターの周りでもウグイスのさえずりが聞こえ、自然観察路を散策される方も多くなってきました。
ネイチャーセンターの窓からもウグイスの姿がIMG_3981-2
ウグイス以外にもIMG_3988 (2)
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エナガ(亜種シマエナガ)の姿もIMG_3941-2
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小枝の間をせわしなく移動しながらIMG_3948-2
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小さな虫をさがしているのか、ちょこまか動きまわっていましたIMG_3961-2
エナガは漢字で「柄長」、ひしゃくの柄のように長い尾が特徴です。北海道で見られるシマエナガの「シマ」は「島」=北海道を意味しますIMG_3963-2
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運が良ければネイチャーセンターの窓辺で会えるかもしれません、散策の途中にお立ち寄りください。
※これからの時期野鳥たちは巣作りや子育ての時期になります、野鳥観察をされる方は鳥たちに近づきすぎたり後を追いかけたりして鳥たちを驚かせないように、静かに楽しくバードウォッチングを楽しみましょう。
※自然観察路を歩かれる方は鳥インフルエンザ感染(拡大)対策のため、観察路入り口の消毒液で靴底の消毒のご協力をお願いいたします。
《SAKATA》

 3月13日早朝、日本野鳥の会苫小牧支部との共催で「あかつきに雁を見る会」を行ないました。まずはネイチャーセンターで中村レンジャーから説明を受け、DSCN1855
夜明け前に出発DSCN1859
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「ハクチョウのデッキ」から観察しましたIMG_3084 (2)
 前日の調査では約4000羽以上を数えていましたが、この日は残念ながらマガンのねぐら立ちはほとんど見られず、時折ヒシクイが数羽、上空を通過するのみでした。ただ、湖の上にIMG_3094
オオワシや、遠くにオオハクチョウやカワウなども見られ、参加者からは色々な野鳥が観察できて楽しかった等の感想が聞かれました。

 観察を楽しみにしている皆さんからは、「マガンは来てますか?」とのお問い合わせを多くいただいています。IMG_3151
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 湖の氷がとけるのが遅く、それに伴い、羽数がピークとなるのはもう少し先になると思われます。《SAKATA》

ここ数日の大雪でネイチャーセンターの周りも湖の上にも雪が積もっています。開館日には自然観察路に出ることができないので、室内から双眼鏡で窓の外の鳥を探しています。東側の窓から見える木々にはシジュウカラ、ハシブトガラ、コゲラの混群(異なる種類の鳥が群れになって行動する)がやってきますが、時にはIMG_2309 (2)
キバシリやIMG_2292
エナガ(亜種シマエナガ)の群れが混ざっていることもあります。軒下の雪の上ではIMG_2313 (2)
ベニマシコがIMG_2312 (2)
ナギナタコウジュの種子を食べていました。
南側の窓からはIMG_2290 (2)
湖上のオオワシ。
窓から見えるハンノキにはIMG_2303 (2)
ウソのつがいが木に巻き付いたツルウメモドキの実を食べていましたIMG_2307
オスは喉から頬のピンク色が綺麗です
いつでも見られるわけではないので見つけた時には来館者の方にご案内しているのですが、なぜか来館者の方がいないときに限ってやってきたりします。双眼鏡をお持ちの方は窓の外を探してみてください(双眼鏡をお持ちでない方には貸し出しもしておりますのでレンジャーにお申し出ください)。
〈SAKATA〉
※雪のためネイチャーセンターは正面からお入りいただくことが出来ません。ご入館の方は迂回してお入りください(屋根からの落雪にご注意ください)。自然観察路は積雪のため大変歩きづらい状態となっておりますので、雪の上を歩く靴を履いていらっしゃった方が良いと思います。

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