3月はガン類がウトナイ湖にたくさんやってくる月、ということで、イベント満載!
無事に終わったもの、現在も開催中のものを含めて、様子をお知らせいたします。
  ※『第2回 雁(がん)のいろいろアート展』は4月まで開催中です。

雁イベント①
19日の夕方に開催した、雁のねぐら入りを観察する
「たそがれに雁を見る会」
(日本野鳥の会苫小牧支部との共催)tasogare914
前日18日に今年ピークとなる10万羽以上を数えていたこともあり、ウトナイ湖へねぐら入りする様子はとても迫力がありました。
この時は、ハクチョウの小径の中ほどにある通称・船着き場での観察となり、背後の林(千歳方向)から頭の上を通ってウトナイ湖へ着水する雁を観察することができました。参加者は32名。「ガンが帰ってくる様子が素晴らしかった」などの感想もいただき、みな大満足の様子でした。


雁イベント②
27日の早朝に開催した、雁のねぐら立ちを観察する
「あかつきに雁を見る会」
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ピークの総羽数を数えてから、一週間後。ウトナイ湖よりも北の地域の雪解けが進み、一気にねぐら利用が減っていました。参加者は14名。雁の飛び立ちや、カモやハクチョウのしぐさ、水面にもやがかかって幻想的な美々川河口など、早朝ならでは風景に参加者は見入っていました。

上記はいずれも中村レンジャーが案内しました。
雁がどの時期にたくさん渡ってくるのか、それが毎年この行事の悩みどころです。
今回は「たそがれに~」にピークがピタリと合いましたが、こんな風にうまく当たることの方が少ないかもしれません。
「この日辺りにみんなで行くよ」と雁たちが早めに便りでも出してくれない限り、来年もきっと、はらはらどきどきの日程になりそうです。


雁イベント③
雁は現在、道内をじりじり北上中。4月下旬までは見られるものと思われます。
移動をする彼らに思いを馳せながら、
「第2回 雁のいろいろアート展」を、ご覧になりませんか?
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今年は、地元小学生(植苗小学校3・4年生)の紙粘土の力作や、デザインTシャツ、卓上のオブジェ、写真、イラストなど約50点が集まり、にぎやかな展示となっております。
雁が北海道に滞在している4月の終わりまでに、是非、足をお運びください。   (小山)

 ※「第2回 雁のいろいろアート展」については、こちら