5月も終わりに近づき、ウトナイの自然は急速に変わりつつあります。
自然観察路では、木々の葉が茂り始め、景色もだいぶ様変わりしてきました。

淡い緑色の葉が多かったウトナイの林ですが、日に日に様々な緑色を見ることができるようになりました。
P5302830


見られる昆虫も増えてきました。

鮮やかな色のベニシジミです。
P5302192


大きなアキタブキの葉にとまるヨツボシトンボです。
P5302095


木道で羽を休めるシオヤトンボです。
P5302153


林の奥からは「ビョーケー・ビョーケー・リリリリリー」と、エゾハルゼミの鳴き声が聞こえてきました。
抜け殻も発見しました。
P5302839



植物も多くみられています。

地面を見渡すとキジムシロの花が咲いていました。
P5302824


林の中では、ベニバナイチヤクソウのつぼみが見られました。
P5302831


木道脇では、ズミやエゾノコリンゴの白い花が咲き始めていました。
P5302838


ミヤマザクラの白い花も見られました。
P5302832


鳥たちも活発に行動していました。

素早い動きで、木の枝を移動し何かをついばんでいたメジロです。
P5302183


にぎやかなさえずりが聞こえじっと待っていると、コサメビタキが顔を出してくれました。
P5302124


また、にぎやかなさえずりが聞こえると思ったら、高枝にビンズイがとまっていました。
P5302102


林の中を勢いよく飛び回りっていたこの鳥は?
P5302125



キビタキのオスでした。
P5302149


めまぐるしく変わっていくウトナイの自然をぜひ、見にいらしてください。
P5302840


(和歌月)