連日、雨、曇り、霧と天候がすぐれないウトナイです。
時折、スコールのような雨も降りますが、合間をぬって観察路の巡回をしました。
木道は、とても滑りやすくなっています。歩く際はお気を付けください。
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さて、天気とは裏腹に、動植物は日に日に動きが活発になっているように感じます。
ハスカップの小径に、ノイバラが咲いていました。
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花の開花に合わせて、昆虫の姿も見られます。
ノイバラの花に、ヤツボシハナカミキリがいました。
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また、上を見上げると、
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ヤマグワの実が、赤くなり始めていました。
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観察路では、ハナニガナの黄色い花が目立っていました。
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また、ナワシロイチゴのピンク色の花も咲いていました。
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湿原の女王と呼ばれるピンク色のホザキシモツケも開花中です。
木道付近でよく見られます。
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ハナムグリがとまっていました。
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オニシモツケの大きな葉の先に、花のつぼみが見られました。
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さて、本日は昆虫もよく見られました。

連日ハンノキハムシは確認できていたのですが、本日はついにルリハムシを発見しました。
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林の中では、ヤマキマダラヒカゲ(チョウ)が木の幹に止まっていました。
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草地では、コチャバネセセリ(チョウ)が見られました。
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ホザキシモツケを食草とするフタスジチョウもよく見られるようになりました。
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そして、水色が鮮やかなセスジイトトンボも見られました。
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本日は雨の合間をぬって、野鳥たちも活動していました。

ハスカップの小径では、ゴジュウカラが木の幹を降りていました。
ここでは、キバシリが多数、木の幹を登っていました。
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同じくコゲラも木の幹を登っていました。
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飛んでいる昆虫をフライングキャッチしていたコサメビタキ
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さて、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターの正面玄関のてっぺん。
ニュウナイスズメのオスがとまっていました。
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観察路は、ところどころ水がたまっている箇所や地面がぬかるんでいる箇所があります。
観察される際は、長靴の着用をおすすめします。
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天候はすぐれませんが、雨の合間をぬって観察路を歩くと様々な動植物が見られるかもしれません。
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(和歌月)