ウトナイ湖では現在、高病原性鳥インフルエンザウィルスの感染拡大予防のために、巡回をおこなっています。今回は、12月20日(木)の巡回結果をご報告します。

巡回時間は14:00~15:00。調査範囲は道の駅前湖岸~ハクチョウの小径~ウトナイ湖岸観察小屋です。記録する対象は、水鳥および水辺を利用する鳥、ワシタカ類です。

結果、異常は無く、
確認した種類は次の通りでした。

コブハクチョウ、オオハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、コガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カイツブリ、ダイサギ、トビ、オジロワシ、オオワシ、チュウヒ 計15種


ここ数日間、気温がプラスになったこともあって、湖の氷は解けて水面が出ている面積が大きくなっています。
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多かったのは、マガモ約390羽とトビ約140羽。
カモ類は美々川の流入部(湖東側)に群れていました。
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氷の上にはオオワシの姿も。
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この日は珍しくトビが数多く飛んでおり、群れが柱のように飛ぶ現象が見られました。
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柱が出来ていたのは湖の東側。他のワシタカが混じっていないか確認しましたが、オジロワシが2羽いただけで、ほぼトビでした。

トビたちは、雲で身体が隠れるか隠れないかぐらいの高さまで旋回しながら上昇後、北方向へ順に飛び去って行きました。
ねぐらに飛んで行くのでしょうか?


瀧本