ウトナイ湖では10月から3月まで、高病原性鳥インフルエンザの感染(拡大)予防対策として、定期的に巡回調査を行なっています。

11月22日14時00分~15時00分に巡回調査を実施しました。
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湖北岸の観察路の「湖岸の観察小屋(湖東側)」から「道の駅(湖西側)」までの間を巡回し、見える範囲で水辺の野鳥の種類と数を記録し、異状の有無を確認しました。

結果、異状はありませんでした。

水鳥の渡りは落ち着きつつありますが、まだ数百羽を観察することができます。
今回観察した種類は次の通りです。

ヒシクイ、マガン、コブハクチョウ、オオハクチョウ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、オナガガモ、キンクロハジロ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ウミアイサ、カワウ、ダイサギ、オオバン、トビ、オジロワシ、ハクセキレイ 計19種


この日は、マガン243羽が湖中央に群れ、その他の水鳥たちは湖全体に広がって居ました。
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カモで一番多かったのはマガモの182羽。
今年の秋の調査結果を振り返ると、まとまった数で見られる種類が変わっており、
水鳥たちが渡って行っていることが分かります。

湖には薄氷が張り始め、いよいよ冬らしくなってきました。


文:瀧本
写真:和歌月