皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

少しドタバタしていまして投稿が滞りました。内容よりも投稿数で勝負するタイプを自負している手前、しっかりしないといけません。ですが、いかんせん雑用に忙殺されがちな毎日です。

さて、昨日は団体対応や調査で外に出ることが多く、たくさんの鳥や動植物を見ることができました。印象に残ったのは下の画像。
IMGP6286

手前がオジロワシの亜成鳥、奥がトビですね。
このように並んでくれると、とても勉強になります。体躯の大きさ、尾の形状、翼の幅、飛翔姿の違いを見ることができます。このオジロワシは亜成鳥のようです。腋羽の白い部分、尾の黒い縁取りなどが成長との違いで、幼鳥の場合は下面にもっと多くの白い部分が見られます。オジロワシは約6年を要し成長羽へと姿を変えます。詳しい方は翼を見ればおおよその年齢がわかるようです。ここからは私の拙い推測ですが、下面の白い部分も少なく腋羽にやや残るくらいなので、成長まであと少しの個体かなと思いました。厳しいご意見お待ちしています。これを見ているあなたですよ。
IMGP6396

こちら美々川河口付近を横断するエゾシカの親子。真ん中が幼獣です。ギリギリの水深で見ているこちらがハラハラしましたが、何とか渡り切りました。シカが溺れても助けに行けないし...こういう光景を見ても、ウトナイ湖の浅さがわかりますね。平均水深0.6メートル、場所によっては対岸まで横断できてしまうわけです。ですが、湖底はドロドロなので皆さまは決して真似をしないようにお願いします。

(中村T)