2017/03

本日15時から16時にかけて、鳥インフルエンザの警戒巡回を実施しました。
巡回範囲は、湖岸の観察小屋から野生鳥獣保護センターまでの、湖の北岸です。
特に異常はありませんでした。

本日は、水鳥が多く見られました。
確認できた水鳥およびワシタカ類は次の通りでした。

マガン、ヒシクイ、オオハクチョウ、コハクチョウ、コブハクチョウ、マガモ、カルガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、ホオジロガモ、カワアイサ、ミコアイサ、オオセグロカモメ、シロカモメ、ダイサギ、アオサギ、トビ、オジロワシ、オオワシ

特に、多かったのはオナガガモでした。
640羽ほど確認されました。
P3162256


しばらくウトナイ湖では姿が確認されていなかったアオサギも飛んでいました。
P3162218



主に見られた場所は、美々川(湖東側)河口部や、勇払川(湖西側)河口部、勇払川への流出部(湖南側)などの解氷面でした。
P3162696


P3162701



(和歌月)

本日(3/15)朝、ガン類のカウント調査をおこないました。
2名のボランティアさんに加え、日本野鳥の会の五反田事務所から出張で来ていた1名、レンジャー3名の計6名で実施しました。ご協力ありがとうございました。

天気は、頭上は晴れていたものの、日が出る方向は曇りでした。
P1030309

ガンたちと真逆の方向にはきれいな月が…。
CIMG9876


調査の結果、数は38000羽ほど。
第一陣の飛び立ちは、5時12分でした。
P1030324

P3151870


今日の日の出は、目に優しい太陽でした。
P1030339

本当に毎回空の表情が違います。


さて、こんな雁を観察するイベントをご紹介いたします。
「あかつきに雁を見る会」は、要申込みですのでお気を付けください。
レンジャーの解説付きで、観察を楽しむことができます。
特にはじめての方にはおすすめです。
お誘い合わせの上、ぜひご参加ください!

「たそがれに雁(がん)を見る会」 
日 時 :2017年3月18日(土) 17:00~18:30
 
*悪天時も決行
集 合 :ウトナイ湖サンクチュアリ/ネイチャーセンター
対 象 :どなたでも (ただし中学生以下は保護者同伴でお願いします。)
定 員 :なし
参 加 費:無料
申 込 み:不要
持 ち 物:カップ(お茶・コーヒー用)、防寒具、長靴、双眼鏡や図鑑など
内 容 :日中は周辺の田んぼで落ち穂ひろいをしていたガンたちが夕暮れとともにねぐらであるウトナイ湖に戻ってきます。数万羽となるそのねぐら入りの姿を楽しみます。
※共催:日本野鳥の会苫小牧支部

「あかつきに雁(がん)を見る会」
日 時 :2017年3月26日(日) am 5:00~6:30
 
*悪天時も決行
集 合 :ウトナイ湖サンクチュアリ/ネイチャーセンター
対 象 :どなたでも (ただし中学生以下は保護者同伴でお願いいたします。)
定 員 :50名(申込み先着順)
参 加 費:1人300円(小学生以上)*モーニングコーヒー(紅茶)、保険料、資料代を含みます。
申 込 み:ネイチャーセンターまで電話または直接。(申込みの締め切りは、各開催日の前日)
内 容 :ねぐらであるウトナイ湖で夜を過ごしたガンたちは、日の出とともに周辺の田んぼへ落ち穂ひろいに向かいます。数万羽となるその飛び立ちを楽しみます。


瀧本

連日快晴が続き、雪解けがすすんでいたウトナイですが、本日は冷たい風に、どんよりとした曇り空でした。
しかし、ウトナイ湖の水面は広がり、本日はあちらこちらに水鳥の姿が見えました。

P3141817



ヒドリガモは氷の縁に上がったり、水面に降りたりしながら、エサを探しているようでした。
P3141720t


そんな中、一か所にあつまるオオワシ、オジロワシ、そしてカラスたち。
打ちあがった魚を食べているようでした。
P3141746


ふと上空を見ると、湖へ向かって飛んでいく、オオワシ成鳥の姿が。
本日は、オオワシは成長4羽、幼鳥4羽。
オジロワシは、成長2羽、幼鳥3羽確認できました。
P3141804


一時、青空が見えたウトナイでした。
P3142661


現在自然観察路の雪が解け始め崩れやすくなっております。
歩かれる際は、足元に気を付けて通行いただければと思います。


3月もすでに半月が経とうとしています。
待ちに待った、鳥たちの春の渡りの季節となりました。
ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターでは、雁のイベントを開催します。
ぜひ、ご参加ください。



① 「第3回 雁(がん)のいろいろアート展」
3~4月のネイチャーセンター開館日(毎週土・日曜日および祝日の計19日間)に、公募した美しい写真、手編みの帽子、マスコット、俳句などをネイチャーセンター館内で展示しております。

②「たそがれに雁(がん)を見る会」 ※日本野鳥の会苫小牧支部との共催です。

日 時 :2017年3月18日(土) 17:00~18:30 *悪天時も決行
集 合 :ウトナイ湖サンクチュアリ/ネイチャーセンター
対 象 :どなたでも (ただし中学生以下は保護者同伴でお願いします。)
定 員 :なし
参 加 費:無料
申 込 み:不要
持 ち 物:カップ(お茶・コーヒー用)、防寒具、長靴、双眼鏡や図鑑など
内 容 :日中は周辺の田んぼで落ち穂ひろいをしていたガンたちが夕暮れとともにねぐらであるウトナイ湖に戻ってきます。数万羽となるそのねぐら入りの姿を楽しみます。


③「あかつきに雁(がん)を見る会」
日 時 :2017年3月26日(日) 早朝5:00~6:30 *悪天時も決行
集 合 :ウトナイ湖サンクチュアリ/ネイチャーセンター
対 象 :どなたでも (ただし中学生以下は保護者同伴でお願いいたします。)
定 員 :50名(申込み先着順)
参 加 費:1人300円(小学生以上)*モーニングコーヒー(紅茶)、保険料、資料代を含みます。
申 込 み:ネイチャーセンターまで電話または直接。(申込みの締め切りは、各開催日の前日)
内 容 :ねぐらであるウトナイ湖で夜を過ごしたガンたちは、日の出とともに周辺の田んぼへ落ち穂ひろいに向かいます。数万羽となるその飛び立ちを楽しみます。


皆さまのご参加をお待ちしております。

(和歌月)

本日(3/12)、朝にガン類の調査をおこないました。
2名のボランティアさんにご協力いただき、レンジャー合わせて4名でカウントしました。
その他一般の観察者が5名いらっしゃいました。
20170312DSC_0737

今日の朝はとても良い天気

ですが、ガンがいる湖面には霧が…。
P1030182


第一陣の飛び立ちの時間は5時14分。今季で一番早い記録です。
P1030195

数は2万羽以上。

ほとんどむかわ方面へ飛んで行きました。

風は無く、比較的過ごしやすい朝でした。


瀧本




本日14時から15時にかけて、鳥インフルエンザの警戒巡回を実施しました。
巡回範囲は、湖岸の観察小屋から野生鳥獣保護センターまでの、湖の北岸です。
特に異常はありませんでした。

結氷も緩み、水面が大分見えるようになりました。
確認できた水鳥およびワシタカ類は次の通りでした。
トビ、オジロワシ、オオワシ、シロカモメ、ダイサギ、オオハクチョウ、コブハクチョウ、マガモ、ヨシガモ、ホオジロガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、ミコアイサ


P3092643


上空を旋回しているオジロワシ
P3091619


氷上で休むオオワシ
P3091656


主に見られた場所は、美々川(湖東側)及び勇払川(湖西側)の流入部の解氷面でした。

(和歌月)

↑このページのトップヘ