2020/11

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

カレンダーご購入特典のエコバッグは終了しました。沢山のお買い上げありがとうございました。エコバッグは終了しましたが他のご購入特典をご用意し、引き続きカレンダーの販売はしておりますので、よろしくお願いいたします。買ってぇぇー!

さて、最近私が気になっている鳥の話なんですが、
ハシブトガラ070213江崎

ハシブトガラです。
ウトナイに通われている皆様には超おなじみの彼ら、見つけると「なぁーんだ、ハシブトガラかぁ」と地元バードウォッチャーからはあまり人気のない鳥ではありますが、国内では北海道のみに分布する鳥で、本州からのお客様には大変喜ばれます。本州に分布するのはコガラで、ハシブトガラと非常によく似ており、識別がとても難しいのです。(くちばし、頭頂の光沢、尾の形状などですが、フィールドでの判別は非常に難しい)
カラ比較

ウトナイで見られるのはほぼほぼハシブトガラと言われており、実際に過去のデータを見てみると、2000年以降でコガラが確認された日数はわずか8日のみと、ウトナイでは珍しい種の一つであるといえます。だが、実際に自分の目で確かめてみたいと、最近はその識別に躍起になっております。

ついつい、季節や場所、前例を持ち出して、よく確認もせず種を同定しがちですが、レンジャーと名乗っているからには、はっきりと判別し皆様に情報提供できるようになりたいと思っています。よく出現してくれるハシブトガラは私にとっては良い教材です。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

カレンダーご購入特典のエコバッグは残りわずかとなっております。まだ来年用のカレンダーをお買い上げでない方はお急ぎください! 私自身もそろそろカレンダーと手帳を用意しないといけないな...と思い出しました。毎年ギリギリになるんですよね...

林内のハンノキは葉がすっかり落ちました。奥に見えるコナラの林はまだ葉が落ちていないですね。
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このように見ると対照的で面白いです。コナラの林があるのは湖岸から遠い国道の側です。植生の特徴がわかりやすくていいですね。ハンノキは湿地を代表する樹木であります。

晴天ということもあり人気のシマエナガなどを狙っている数人のカメラマンと散策路上ですれ違いました。みんないいカメラ持ってんなぁー!と、声には出しませんが、そんなことを思いながらお話をしています。コロナ禍じゃなければ覗かせてもらうのだが...そういった些細なことで通常とは違うのだなと意識させられます。それと同時に、私たちは常日頃、身の回りの物を共有したり、同じ物を手にしたり、そんなことをしながら生活しているんだなと、改めて思う良い機会になっています。

あとマスクの功罪についても一家言あります。私はだらしのない口元を隠せるので、通常時よりもイケメンに見えると、トイレで鏡を見るたびに思っています。よく、目は口程に物を言うといわれますが、口を隠すと、その人の品格みたいなものは口元にも現れるのだなと、自分のマスク姿を見るたびに思うわけです。上品な皆さまには関係のない話でしょうか??

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

今日は畳の話題からです。

柔道の講道館杯が開催されたようですね。コロナの影響で選手同士の接触が多いスポーツは、試合はおろか練習もままならない状況が続いていると報道などで目にしています。そんな状況下ではございますが、当センター2階の畳が新調されました!
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長年、ウトナイ湖サンクチュアリの施設管理にご協力をいただいている ハスカップライオンズクラブ様 のご厚意で実現しました。この場を借りて、改めて御礼申し上げます。私も今まで以上に自信をもって「どうぞ2階!畳の間へお上がりくださいっ!!」と言えます(実物はテンション低めです)。この2階の畳の間は老若男女問わず大人気なんです。野鳥談義をしながら長時間滞在される方も珍しくありません。私も閉館日には前回り受け身をしたり昼寝をして使わせていただきます。

畳縁の柄を選んでいいよと畳屋さんがサンプルを見せてくれ、ここでもレンジャー間で意見が分かれましたが、厳正なるじゃんけんの結果、瀧本Rチョイスの柄となっています。私は朱色のものを推したのですが、こうやって並べてみると、やっぱりここには緑がしっくりきますね。

さて、野鳥の情報です。10月31日、マヒワとツグミが初認となりました。冬鳥がやってきましたね。冬も目の前ということでしょうか。ちなみに残念ながら?両方私ではなく、マヒワはWレンジャー、ツグミは解説ボランティアのO氏です。また先を越されました...こそっと私に譲ってくれてもいいんですよ、お二方。

ガン類、ハクチョウ類の渡りもひと段落といった感じですが、依然として水鳥の種類も多く、林内も葉が落ちてきて視界が開けているので小鳥の観察も容易になっています。文化の日はウトナイ湖で過ごしてみてはいかがでしょうか? ここだけの話、当館では野鳥の会オリジナルグッズも販売してますよ。

(中村T)

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