2021/02

 ウトナイ湖では高病原性鳥インフルエンザの感染(拡大)予防対策として、定期的に巡回調査を行なっています。オオハクチョウなどへの感染が確認されるなど、国内複数箇所で発生している現在の「対応レベル3」のもと、監視を強化しています。

 2月26日は、14時~15時に「道の駅」前湖岸や「ハクチョウの小径」、「イソシギのテラス」などで状況の把握及び視野内でのカウントを行ないました。確認種は、オオハクチョウ、ヨシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、ダイサギ、オジロワシ、ノスリで、水鳥やワシ・タカ類に衰弱・死亡個体はなく、異状はありませんでした。2月はこの26日を含め、4回の巡回を行ないましたが、異状は確認されていません。(中村聡)

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「道の駅」前には水面が広がり、オオハクチョウやカモ類、ダイサギが確認された(和歌月レンジャー撮影)

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「イソシギのテラス」から見ると、前回12日に比べて、美々川流入部の水面が細く長く、広がっていた。黒い点はオジロワシ。

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1羽のオジロワシがハシブトガラスに追われていた

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「イソシギのテラス」で調査中、後ろでガサゴソと音がするので、振り返ってみると・・・エゾタヌキだった。


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皆さまこんにちは。

今日は天皇誕生日で休日。晴れたり吹雪いたり、変化の激しい空模様でしたが、そんな中でもバードウォッチングに訪れる来館者の方が多かった印象です。私も少し時間をもらい外を歩いてきましたが、キツツキの仲間であるコゲラ、アカゲラ、オオアカゲラの他、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、マヒワ、ヒヨドリ、そして上空を飛ぶオオハクチョウの姿を確認できました。

本日のフォトジェニックバードはこちらです。
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こちらを向いたゴジュウカラ。コワイのかカワイイのかはっきりしてほしいところです。

さて、春の渡りシーズンまであと少しとなりました。気の早い渡り鳥ファンの方は、今年は早いのか遅いのか、ソワソワしている様子です。ここでガン類の昨年度のカウント結果を見てみましょう。
ガン

ざっくり言うと3月初旬から増え始め、中旬にピークを迎えます。今年も概ねこのような結果になると思いますが、いかんせん相手は自然ということでご理解をください。状況は逐一、サンクチュアリのホームページ、このブログでお知らせをする予定です。ピーク時の早朝もしくは夕方に合わせてお越しください。一生モノの光景を見られますよ。

ウトナイ湖サンクチュアリでは今年も雁の渡りに合わせてイベントを行う予定です。みんなでワイワイ雁を見たい方はご参加ください。ちなみに、楽しみ方は人それぞれ、一人で見るのが好きな方もいると思います。そんな方はイベント開催時を避けてお越しください。なお、早朝、夕方ともまだまだ寒く足元も悪い時期ですので、お越しの際はくれぐれもご注意願います。

3月14日に「あかつきに雁を見る会」を
3月6日、13日、20日に「たそがれに雁を見る会」を開催する予定です。
※コロナの状況を見ながら最終的に開催可否の判断をいたします。

(中村T)

皆さまこんにちは。

さて、今週からになりますが、ネイチャーセンター付近の散策路入口に消毒液の入った「たらい」を設置いたしました。
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散策後に靴の裏に付けていただき(長靴の方はざぶんとどうぞ)鳥インフルエンザの発生防止にご協力をお願いいたします、ニュースなどで皆さまご存じのように、今シーズンは逼迫した状況となっております。幸いウトナイ湖周辺では陽性の報告はありませんが、引き続き当サンクチュアリでは監視と警戒を続けていきます。

つい最近の投稿でも書きましたが、相変わらず林道と自然観察路はつるつるの状態です。木道部分ではない自然観察路は凹んでいてそこに水が溜まり凍ってしまいます。下記の赤線の場所が今日の時点ですが特に滑りやすくなっています。あと、木道の終端から降りる際も大変危険です。木道から降りた先はつるっっつるなのでそのつもりで第一歩を踏み出してください。端を歩くのが最も安全かもしれません。
滑る個所

今日は除雪と氷割りで半日ほど屋外にいましたが、野鳥はさっぱりでした。せっかく重たいカメラを肩にぶら下げながら作業したのに...と思っていたら、通りすがりの方が「今日は近くでたくさん鳥を見れて最高だったー!」と。「おいしいお昼を食べてくださーい」とお送りいたしました。バードウォッチングは見れなくてもそんなに落ち込まないし、見たい鳥が見られたときの気持ちの良さ、清々しさは、まさにその日を最高のものにしてくれる不思議な力があるものです。私は自分が鳥を見るよりも、そんな状態の人を見るのが、実は好きなのかもしれません。バードウォッチャーウォッチャー。

(中村T)

皆さまこんにちは。

苫小牧市内でレンジャク類がとても多いですね。私は今年の冬しか知らないので例年と比較することはできませんが、この間は少なく見積もっても500羽が電線にズラーッと並んでとまっていました。黒く見えているのがすべてそうです。ほぼキレンジャク、ヒレンジャクは1割以下という印象でした。
市内レンジャク

頭から尾の先までとても優雅で美しい陶器のようなレンジャク類、じっくり観察するには好機かもしれません。ですが...きれいな話はここまで...当然彼らは排泄をします。整列した彼らの下には赤い排せつ物が地面を覆うようにびっしりとこびりついているわけです。食べているのはナナカマド、消化しきれずにほぼそのまま出てきているようです。その下を歩くには傘が必要になります。なにもそこまでして歩く必要は無いので、私は当初大喜びで写真撮影をしていましたが、今では一本違う道、もしくは道路の反対側に渡って避けるように歩くようになりました。

ツグミもとても多いという声がちらほら聞こえてきます。私も市内で50羽程度の群れを見ました。レンジャクのように密度の高い群れにはなりませんが、なかなかの迫力です。その中にノハラツグミ、亜種ハチジョウツグミも混じっているようです。是非探して来館時に情報をいただければと思います。

ノハラツグミ BIRD FANのページへ
頭、耳羽が青灰色なのが特徴です

亜種ハチジョウツグミ BIRD FANのページへ
胸の班と尾が赤褐色なのがツグミとの違いです。

ちなみに私はさっぱりです。微妙な判定の時はとりあえず写真を撮影し詳しい人に見てもらってくださいね。答えを出したくない、もしくは一緒に唸りたい人は私のもとへどうぞ。

(中村T)

皆さまこんにちは。

まずは注意喚起からさせていただきます。最近の寒暖差の激しい気候により36号線からネイチャーセンターまでの林道は大変滑りやすくなっています。大変、という言葉ではちょっと足りないか...ガチで、という言葉は好きではないので、なんて言いましょうか、とにかく歩いても運転をしても納得の滑りです。

自然観察路も相変わらず足元はよくありませんので、鳥に夢中になって転ばないようにしてくださいね。

さて1月の振り返りをしたいと思います。マガン、ハクガン、コブハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ダイサギ、オオバン、オオセグロカモメ、トビ、オジロワシ、オオワシ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、ヒガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、ゴジュウカラ、キバシリ、ミソサザイ、トラツグミ、ツグミ、カワラヒワ、マヒワ、ベニマシコ、ウソの計40種が確認されました。

ウソ見たかったな、ハイイロチュウヒ見たかったな、トラツグミ見たかったな、というのが1月期の正直な感想です。一番悔しいのは、ちょっとトイレに行っていたりお昼休憩をとっているときなんかに、来館者の方が目撃し「ついさっき目の前を飛んだんだよ」と言われるパターン。ちょっとーわかってやってるんじゃないのーっていつも思います。まあ気にしませんよ、「鳥見運」を貯めて一気に大物で挽回しますので!!

画像は木にピントが合ったコゲラです。なんだか全く冴えません。
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(中村T)

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