2021/03

当センターで開催中の「第6回 雁のいろいろアート展」は、4月29日までのネイチャーセンター開館日(土・日曜日および祝日9:30~16:30)に、ご覧いただけます。
ぜひ、春のウトナイ湖散策の際には、ネイチャーセンターにお立ち寄りいただければ幸いです。

さて、春の渡りで3月中旬頃にウトナイ湖を賑わせていた、マガンなどのガン類はすっかり数を減らしました。
ガン類の飛来シーズンは過ぎましたが、様々な展示作品を通して、ガン類の魅力をお伝えできればと思います。

展示会場(レクチャールーム)の様子の動画になります。


また、主な展示作品はレクチャールームにありますが、実はオープンスペースの天井にも素晴らしい作品が並んで(飛んで)います。ぜひご覧ください。
【ネイチャーセンターの上空を飛ぶマガン、ハクガン】
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この展示を通してガン類の魅力はもちろん、ガン類が渡りの中継地として利用するラムサール条約湿地であるウトナイ湖の大切さもお伝えできればと思います。


(和歌月)

※調査担当レンジャーによるガン類のカウント結果は以下サンクチュアリのホームページに掲載しております。
今年(2021年3月)の結果
昨年(2020年3月)の結果

 ウトナイ湖では高病原性鳥インフルエンザの感染(拡大)防止対策として、定期的に巡回調査を行なっています。現在は、国内複数箇所でオオハクチョウやマガモ、ノスリなどへの感染が確認されている「対応レベル3」のもと、監視を強化しています。

 3月24日は、14時~15時に「道の駅」前湖岸や「ハクチョウの小径」、「イソシギのテラス」などで状況の把握及び視野内でのカウントを行ないました。確認種は、マガン、コハクチョウ、ヨシガモ、マガモ、トモエガモ、キンクロハジロ、カワアイサ、オオワシ、チュウヒなどで、水鳥やワシ・タカ類に衰弱・死亡個体はなく、異状はありませんでした。3月はこの24日を含め、4回の巡回を行ないましたが、異状は確認されていません。(中村 聡)

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この日はカモ類が種数、羽数ともに多く、計13種2093羽以上を確認した

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オオハクチョウの幼鳥を含む群れ。コハクチョウが1羽だけ混じっています。わかりますか?

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「キタキツネの小径」のナニワズは、つぼみが目立つようになってきた


私たちの活動をご支援ください。ウトナイ湖ファンクラブのご案内はこちらをどうぞ



 ウトナイ湖に春を告げるマガン。冬を越していた本州(主に宮城県)から繁殖地のロシアへ向かう、ちょうど今、ウトナイ湖に立ち寄っています。
 春の渡りの特徴は、湖を「ねぐら」とすること。早朝、日の出とともに周辺の田畑に向かい、落穂などを採食し、日が暮れる頃、再び湖に戻ってきます。
 この、ねぐらに戻ってくる様子を夕暮れ時に観察するのが、「たそがれに雁を見る会」。明日13日(土)と、来週20日(土・祝)に開催の予定です。参加方法については、こちらをご覧ください。
 なお、事前の参加申込は不要ですが、新型コロナウィルス感染症対策として、定員を先着20名としています。定員を超えた場合はご参加いただけません。どうぞご了承ください。(中村 聡)


写真1.
ずいぶんと氷がとけ、水面が広がってきた

写真2.
黄昏時にネイチャーセンター上空を通過するマガンの一群

写真3.
数羽の群れがすぐ上を飛んだ

写真4.
ワシ類に驚いたのか、甲高い声とともに急に飛び立った


私たちの活動をご支援ください。ウトナイ湖ファンクラブのご案内はこちらをどうぞ。



皆さまこんにちは。

まずは、いつものように注意喚起からです。
寒暖差の激しい天候により、林道、自然観察路(木道含む)は大変滑りやすい状況が続いています。特に早朝に歩かれる方はくれぐれもご注意ください。

さて、3月になりましたので、2月のウトナイ湖で観察された野鳥を振り返ってみたいと思います。

キジ、マガン、コブハクチョウ、オオハクチョウ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カワアイサ、ダイサギ、トビ、オジロワシ、オオワシ、チュウヒ、ノスリ、コゲラ、オオアカゲラ、アカゲラ、ヤマゲラ、カケス、カササギ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ハシブトガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、エナガ、キレンジャク、ゴジュウカラ、キバシリ、ツグミ、ハクセキレイ、マヒワ、オオマシコ、ウソの計39種でした。

種数は少なく寂しい印象でしたが、そんな中でも道の駅側、勇払川の河口の凍っていない部分で、カモの仲間をたくさん見ることができました。ミコアイサ♂を久しぶりに見て、相変わらずつっぱってんなぁーとテンションが上がりました。

珍しい種としては、オオマシコでしょうか。2013年の2月以来の確認です。

キジはネイチャーセンターのバードバスの奥のほうをトコトコ歩いていました。昨年の春もセンター付近で数回目撃していますので、今が見やすい時期なのかもしれません。厳密には野鳥とは言えないのかもしれませんが、観察できると嬉しいことには違いありません(特に♂)。まだ見たことないよという方は草原、灌木林周辺で地面を歩く姿勢が良い鳥を探してみてください。

マガンも2月末にNC上空を飛ぶ姿が確認されました。昨日(3/5)に行われた今春初の「ウトナイ湖ガン類飛来数調査」では、マガンが1680羽、ヒシクイが40羽確認されたようです。なんと昨年同時期の10%ほどという数字になりました。湖の氷の状況なのか、先日の大雪の影響なのか、不明ではありますが、鵡川など近郊からは万単位のガン類の目撃情報も入ってきていますので、ウトナイ湖ではなく近くの水辺で羽を休めているのかもしれませんね。

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イソシギのテラスよりの眺め。美々川河口部の凍っていない部分が広がってきました。夜間はこのあたりでマガンが休んでいるはずです。

ネイチャーセンターではみんなで雁(がん)を見るイベントを開催します。是非ご参加ください。直前まで受け付けておりますので、お電話、メール、FAXでお問い合わせください。
※たそがれは事前予約不要です

「たそがれに雁を見る会」
3月6日(土)、13日(土)、20日(土・祝)の午後5時(受付開始は午後4時半から)~午後6時

「あかつきに雁を見る会」
3月14日(日) 午前5時~6時半

いずれも早朝or夕暮れ時となります。参加される方はくれぐれも暖かい服装で。まだまだ寒いです。


突然ですが、私がこのブログを書くのはこれが最後になります。
皆さまお元気で! 素敵な鳥見生活を!

(中村T)

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