2021/04

気温は日によって寒い日もありますが、春の自然が楽しめる季節となりました。本日4月20日の自然観察路の様子をお伝えします。

シマアオジの小径やイソシギの小径では、ホザキシモツケの葉が続々と出てきました。
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これから葉が茂ってくると、冬の間楽しめた野鳥の古巣探しも難しくなります。(古巣探しは、また葉が落ちる季節に楽しみましょう!)
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キタキツネの小径では、黄色いナニワズの花がとても多く咲いていました。日差しが当たってあたたかそうです。
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夏鳥のアオサギが、ネイチャーセンター前の湿地におりたちました。
もしかすると、ここ最近よく鳴いているエゾアカガエルを目当てにきているのかもしれません。
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先日の土・日曜日の降雨で、木道の下にまで水がたまっています。
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今日の時点では自然観察路で冠水している箇所もありますので、散策される際は長靴必須です。
ウトナイ湖サンクチュアリは土・日曜日、祝日に開館しています。ぜひ、散策の際はお立ち寄りください。
※自然観察路の動植物(昆虫を含む)の採取はできません。

(和歌月)

この約10年「かわいい鳥」として君臨するエナガ。
この鳥がきっかけで、野鳥や自然に関心を持たれる方も多いようです。

エナガは、このネイチャーセンター周辺の林内や、ウトナイ湖鳥獣保護センター周辺の林内で、1年中過ごしています。

2週間前の3日(土)には、つがいと思われる2羽が、羽毛やコケを口いっぱいにくわえていたので、巣作りの準備を始めているようでした。
…と思ったら、昨日はシジュウカラやハシブトガラとともに行動していたので、まだ本格的な繁殖期には早いのかもしれません。
エナガの巣内は狭く、巣に入って抱卵を始めると尾羽が丸まるので、それが抱卵時期のサインになります。

エナガは、だいたい樹木の上・中層部や藪の小枝に止まって採食します。地面に下りている姿は、私は見たことがありません。
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この写真は昨日15日に撮影したもので、ネイチャーセンターの観察窓前から見える低木に、8時と15時頃やってきました。


「エナガいますか」、「どこにいますか」、「何時ごろいますか」と聞かれると、毎回歯切れの悪いお答えしかできなくて、申し訳ないなと思うのですが、みなさまに「エナガ運」が訪れますように!

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今年は、1981年にウトナイ湖サンクチュアリがオープンしてから40周年を迎える年です。
これを記念したイベント第1弾「美々川すいすいツアー」を開催します。
(4月8日にここでお伝えした下見は、このイベントのものでした。)
これは、「勇払原野をラムサール条約湿地に」のスローガンを掲げる当会ならではのイベントで、勇払原野を流れる美々川の魅力や抱える環境問題を、楽しみながら皆さんに知っていただこうというものです。
内容は、美々川源流部での観察、そして美々川でのカヌー体験、最後にウトナイ湖見学です。
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カヌーは川幅が広い場所をくだります
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美々川源流部は幻想的な風景です。
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このイベントには、ウトナイ湖サンクチュアリボランティアさん、そしてカヌー体験は地元でカヌー事業をされている「Gateway Tours」さんと一緒に行います。
また、当日、当センターの元チーフで、現在は鶴居・伊藤タンチョウサンクチュアリの原田チーフレンジャーが見えても、目の錯覚ではないかもしれません。。。

先日の下見ではベニマシコが見られました。(写真は以前ウトナイ湖周辺で撮ったものです)
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5月にはノビタキなども見られるでしょうか
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美々川の源流部を歩いたり、カヌーに乗ったりと、体力を使うイベントになります。
イベント詳細は、こちらからご覧ください。

(和歌月)


現在ウトナイ湖サンクチュアリでは、とあるイベントの準備を進めています。
その下見と自然環境の様子を見るため、美々川をカヌーで下りました。

まずは3月31日。イベントに協力くださるボランティアさんとの下見でしたが、ありがたいことに根室からウトナイに移転した野鳥保護区グループも力を貸してくださることに!
皆さんのおかげでなんとかネイチャーセンターのカヌーを美々川に運ぶことができました。
準備運動をして、カヌーの乗り方や緊急時の対応を確認しました。
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第二美々橋からタップコップ親水公園までの約2kmをくだりました。
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途中、芽吹きの植物はまだあまり見られませんでしたが、水中に水草の鮮やかな緑色の葉が見られました。魚も見られたようです。
向かい風もなく「すいすい」下れてしまうため、途中引き返して「勇払越え」をする力強きお二人。
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私は、ベテランボランティアさんに漕ぎ方などを指導いただきながら下りました。
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この2km間はあっという間で、下見後の打ち合わせで、事前に観察したほうがよいポイントなどがあったほうがとの話になりました。

さて、引き続き4月1日は、Zレンジャーと私で、手ぶらで美々川に。この日は、地元のカヌーツアー事業者の「Gateway Tours」さん(ホームページはこちら)にカヌー下りをさせていただいました。
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前日より長いコースを下りました。蛇行している箇所で何度か、カヌーがとまり、最後は風が強く慌てそうになりましたが、Gateway Toursさんがしっかり安全管理をしてくださり、無事に終点まで到着しました。
現地を見ながらイベントの打ち合わせも行なうことが出来ました。
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途中、ベニマシコなどの小鳥が見られ、普段の美々川の様子なども色々お聞きすることが出来ました。
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GatewayToursさんが撮影くださったショット
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さて、このイベントはいったい何でしょうか!?
後日、またウトナイ日記でご案内しますので、お楽しみに!
(和歌月)

 3月13日に今季最多の約6万羽を数えたマガンは、早くも北上してしまったようで、湖から一気に姿を消しました。カモ類も少なくなり、ちょっぴり寂しい水面です。
 そのマガンと交代するかのように、周辺の林ではハシブトガラの柔らかなさえずりが聞かれ、ナニワズの花が咲くなど、次第に賑やかになってきました。本格的は春は、もうすぐです。(中村 聡)

写真1.
静かな湖面。ただ、よく見ると、ところどころにカモ類が浮かんでいる

写真2.
ナニワズが咲き始めた。立ち止まると、風に乗って良い香りが運ばれてくる。それもそのはず。ジンチョウゲの仲間

写真3.
こちらは黄色い花粉が目立つ、エゾノバッコヤナギ。モコモコの芽

写真4.
エゾアカガエルがひょっこり顔を出した。すでに卵塊も見られる


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