カテゴリ: 野鳥の生態

皆さまこんにちは。

苫小牧市内でレンジャク類がとても多いですね。私は今年の冬しか知らないので例年と比較することはできませんが、この間は少なく見積もっても500羽が電線にズラーッと並んでとまっていました。黒く見えているのがすべてそうです。ほぼキレンジャク、ヒレンジャクは1割以下という印象でした。
市内レンジャク

頭から尾の先までとても優雅で美しい陶器のようなレンジャク類、じっくり観察するには好機かもしれません。ですが...きれいな話はここまで...当然彼らは排泄をします。整列した彼らの下には赤い排せつ物が地面を覆うようにびっしりとこびりついているわけです。食べているのはナナカマド、消化しきれずにほぼそのまま出てきているようです。その下を歩くには傘が必要になります。なにもそこまでして歩く必要は無いので、私は当初大喜びで写真撮影をしていましたが、今では一本違う道、もしくは道路の反対側に渡って避けるように歩くようになりました。

ツグミもとても多いという声がちらほら聞こえてきます。私も市内で50羽程度の群れを見ました。レンジャクのように密度の高い群れにはなりませんが、なかなかの迫力です。その中にノハラツグミ、亜種ハチジョウツグミも混じっているようです。是非探して来館時に情報をいただければと思います。

ノハラツグミ BIRD FANのページへ
頭、耳羽が青灰色なのが特徴です

亜種ハチジョウツグミ BIRD FANのページへ
胸の班と尾が赤褐色なのがツグミとの違いです。

ちなみに私はさっぱりです。微妙な判定の時はとりあえず写真を撮影し詳しい人に見てもらってくださいね。答えを出したくない、もしくは一緒に唸りたい人は私のもとへどうぞ。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

少しドタバタしていまして投稿が滞りました。内容よりも投稿数で勝負するタイプを自負している手前、しっかりしないといけません。ですが、いかんせん雑用に忙殺されがちな毎日です。

さて、昨日は団体対応や調査で外に出ることが多く、たくさんの鳥や動植物を見ることができました。印象に残ったのは下の画像。
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手前がオジロワシの亜成鳥、奥がトビですね。
このように並んでくれると、とても勉強になります。体躯の大きさ、尾の形状、翼の幅、飛翔姿の違いを見ることができます。このオジロワシは亜成鳥のようです。腋羽の白い部分、尾の黒い縁取りなどが成長との違いで、幼鳥の場合は下面にもっと多くの白い部分が見られます。オジロワシは約6年を要し成長羽へと姿を変えます。詳しい方は翼を見ればおおよその年齢がわかるようです。ここからは私の拙い推測ですが、下面の白い部分も少なく腋羽にやや残るくらいなので、成長まであと少しの個体かなと思いました。厳しいご意見お待ちしています。これを見ているあなたですよ。
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こちら美々川河口付近を横断するエゾシカの親子。真ん中が幼獣です。ギリギリの水深で見ているこちらがハラハラしましたが、何とか渡り切りました。シカが溺れても助けに行けないし...こういう光景を見ても、ウトナイ湖の浅さがわかりますね。平均水深0.6メートル、場所によっては対岸まで横断できてしまうわけです。ですが、湖底はドロドロなので皆さまは決して真似をしないようにお願いします。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

まずは前回そのままになっていたエコバッグです。
カレンダーをお買い上げの方にプレゼントしているのはこちらになります。控え目かつオシャンティー(最近またネット界隈で流行っているみたいです)なロゴが付いています。
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昨日は久しぶりに勇払原野の調査・下見に同行しました。画像は安平川の河口付近を悠々と飛ぶオオハクチョウの家族です。
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こうやって写真を撮ってじっくり見ると一目瞭然ですが、屋外で太陽光が強い状態で観察すると、細部まで見えにくいものです。私を含めてレンジャー3人、幼鳥は何羽混じっているかで意見が分かれました。正解は3羽。正解された某レンジャーは大喜びでした。

全体に灰色がかり、くちばし基部がピンク色なのがわかると思います。家族で移動しているんですね。無事に最終目的地までたどり着いてほしいです。

このオオハクチョウの滑るように飛んでいく様は、コンコルドみたいでとても好きです。飛翔姿の美しさでは確実にトップクラスでしょうか。ちなみに私はコンコルドの実物を見たことがありません。退役前に見ておくべきでした。退役したコンコルドが今も見ることができるもっとも近い場所は...ニューヨークの博物館だそうです。どなたか連れて行ってください。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

さて、水鳥の状況ですが今日の午前中、センター正面に約400羽のガン類が確認されました。ピークの時間に観察できていないのですが数千はいるのかなぁ。カウントをした方、情報をいただければ嬉しいです。

そして、ご存じの方も多いと思いますが、先日(公財)日本野鳥の会がウトナイ湖サンクチュアリでタンチョウのヒナを確認、というプレスリリースを行いました。

プレスリリース2020.10.1勇払原野一帯では130年ぶりウトナイ湖サンクチュアリでタンチョウのヒナを確認

それに伴い、多くの方が来館されています。
そして、いい感じにダイサギが正面の対岸にとまっているので「あ、タンチョウだ!」という誤認(私が得意なやつです)も多数発生しております。ダイサギ連中はわかってやっているのでしょうか、今も正面を4羽が悠々と飛んでいきました。
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遠目から見ると紛らわしいダイサギですが、実際はタンチョウよりもだいぶ小さいです。そして首が細長く余っているような印象でくちばしと足以外は真っ白です。

タンチョウは全長145センチ、翼開長は250センチにもなります(ダイサギはそれぞれ90センチ、140センチ)。そして風切羽(次列、三列)に黒が入ります。尾が黒く見えますが、実際には畳まれた風切羽なのです。(諸事情によりタンチョウの画像はありません)

来館される方の多くは、そっとしておいてほしいという意見がほとんどで、私たちも同じ考えです。姿を見ることはできませんが、とりあえず、私たちの身近なところでタンチョウのヒナが育っているという事実に思いを馳せていただけると嬉しいです。そしてもし出会うことがあっても、そっとその場を離れていただけると幸いです。一野鳥ファンとしてのお願いでした。

ちなみに、私はダイサギもダイスキです。誤解のないように。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

先日、ハクチョウの小径で怪しい糞を見かけました。怪しい糞というのはヒグマじゃないか?ということなのですが、写真を撮り、実際に詳しい人にも見てもらいましたが...とりあえずヒグマではないということは確認できました。大騒ぎの発端は私です。皆さまお騒がせしました。

さて現状、一番可能性の高い落とし物の主はこの方です。
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コブハクチョウ。
最近船着き場付近の砂浜にやってくることが多く、付近に糞がたくさん落ちています。怪しい糞は少し散策路に入ったところに落ちていたので、なおさら断定には至りませんでした。それにしてもハクチョウの仲間はあんなにダイナミックなう○ちをするのですね。私の3日分ほどの分量がありました。実際にこの目で見て確かめてみてください。あなたもヒグマの糞だと思うはず。

食事中の方、大変失礼いたしましたー!

ウトナイ湖周辺では過去にヒグマの目撃情報もあります。暗い時間帯の一人歩きは十分にご注意ください。

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