タグ:マガン

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

コハクチョウの初認から3日が経ち、日に日に数が増えてきています。先ほど観察に出かけましたが、75羽カウントすることができました。そろそろオオハクチョウが到着してもおかしくない時期なのですが今日は確認できませんでした。憧れの初認ゲッターへの道はまだまだ険しいようです。私もWレンジャーのように高らかに大物の初認を宣言してみたいものです。ぶっちゃけ憧れます。そうだ、アトリの初認は私でしたが...アトリには申し訳ないのだが、ちょっと地味ですな。そもそも私が初認を宣言しても何となく嘘くさい感じがするので、まずは信用を得ることができるように識別眼に磨きをかけかければいけませんね。急がば回れ、身近な鳥から練習することを忘れてはいけません。

さて植物は「実」の季節になりました。ネイチャーセンター側はチョウセンゴミシの圧勝

IMGP5180

野生鳥獣保護センター側は勝者無しといったところでしょうか。それくらいの差があって面白いです。印象としてはズミ、マユミの実が不作なのかなと。昨年の今頃はもっとマユミのピンクが湖畔で目立つ存在だったはずです。

IMGP5671

まだ野鳥がすべて食べ尽くしてしまう時期でもないだろうし、花もたくさん咲いていたのにな。何が原因なんだろうかとブツブツ言いながら木道を歩いて帰ってきました。

土曜ということもあり、今日は道の駅にもたくさんの人が来ていました。道外からの観光客の方はダウンの上着を着ている人も散見され、あぁもうそんな季節なんだよなと思うと同時に、そのすぐ傍を半そで半パンの道産子らしきお兄さんが横切ったりして、やや混乱しましたが...今日は薄手のダウンを着てもよい気温ではありましたね。

湖岸は風が吹き始めるととても寒いです。皆さま暖かくしてウトナイ湖にハクチョウ、マガンの観察に来てくださいね。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

少しドタバタしていまして更新が滞り気味でした。楽しみにしていらっしゃる大勢の方(?)には申し訳なく思っております。

さて、当ネイチャーセンター上空でもマガン、ヒシクイの声が多く聞かれるようになりました。Tレンジャーが言うには、もう数千はいるかもね、とのことです。道の駅の展望台、当センター付近のテラスでその雄大な編隊飛行を観察してください。

カモの仲間も続々入湖中で、一昨日の記録になりますがヒドリガモ240羽以上、マガモ250羽以上、オナガガモ40羽以上、コガモ60羽以上、そのほかにもホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、オオバンなどが観察されています。私も先ほど望遠鏡を担いで各テラスを周ってきましたがかなり距離がありほとんど識別不能でした。わかったのはヒドリガモ、マガモ、オオバンなどであとは「わー、カモがたくさんいるよー」としか言えません。カウントしてみましたが、総数600羽以上になりました。もう少し近くでその美しい体躯を見せてもらいたいものです。

さて林内。最近アカゲラを多く見かけます。移動途中なのでしょうか、普段より数が多く動きも活発な印象です。
IMGP5317


今朝の苫小牧は6度まで気温が下がったようですね。あとひと月もすれば初雪の便りも届く時期となります。正直少し憂鬱ですが...頑張っていきましょう。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

急に「秋」って感じになりましたね。夜、窓を開けたまま眠ると窓から入り込む冷気で目が覚めてしまうほど、台風を契機に空気が入れ替わった感じがします。

少しずつですが葉も落ちはじめ、先日の雨もあり木道部分は大変滑りますので散策の際はご注意を。

IMGP4995

さて、そんなさなか初認の情報です。

9月7日 ヒシクイ

9月11日 マガン

昨年度、ヒシクイは9月11日、マガンは9月20日が初認日となっており、それぞれ早めの飛来となりました。ヒシクイはウトナイ湖上で休んでいる個体が多く、昨日は40羽以上がレンジャーによって確認されています。マガンは鳴き声、飛去する姿は確認されていますが湖上にいる個体はわずかで、通過しているのか近隣の他の水辺にいるのでしょうか。目撃された方は情報をいただけると嬉しいです。

その他、昨日はアオサギが40羽以上、野生鳥獣保護センター側で確認されています。こんなに多くのアオサギをウトナイで見るのは初めてだったのでびっくりしました。ずらーっと居並ぶ少しガラの悪いサギたちは圧巻でした。一部を除き北海道では夏鳥で本州方面へ越冬のため移動するようなので、その途中に立ち寄ったのでしょうね。どこから来てどこへ行くのか、どこの水が一番おいしかったか、旅の宿の主になった気分で聞いてみたいものです。

その他、渡りの途中と思われるツバメ類や種不明ですが小鳥の群れも多く見ることができるようになりました。

最後にもう一つ画像。

IMGP4998

赤く色づいてきたコウライテンナンショウの実です。なんだか欧米のチョコ菓子みたいですね。

少し肌寒いので暖かくしてウトナイに遊びに来てください。
私は今日、上着を自宅に忘れてきてしまい、くしゃみをしながらこの記事を書いています。

(中村T)

皆さまこんにちは。見習いレンジャーのタイチです。

早速ですがマガンについて一つ。サンクチュアリのホームページに2020年ガン類飛来数調査なるページを作りましたので下記リンクよりご覧ください。スマホなどでは見づらいと思いますが...ご容赦ください。まだ基本的なデータだけですが、今後レンジャーによる今年の渡りの特徴なども記載できたらいいなと考えております。

2020年 ガン類の飛来数調査

そして私が参加した15(日)について。結果は 52000羽 でした。
この日は道の駅、野生鳥獣保護センター、ネイチャーセンター各所に多くの人が観察に訪れていましたねー。関わる一人としては嬉しい限りです。これをきっかけに他の渡り鳥にも興味を持っていただけると幸いでございます。身近にも渡りをする鳥はたくさんいるんですよ。

長年マガンの観察をされている人の話によると、ピーク時には単純な山なりのグラフという感じではなく、増えたり減ったりを繰り返すそうです。本当は毎日カウントできたらいいんでしょうが、そうもいかないので難しいところです。

ガン類の動きを考える際に役に立つのは、カウントを実施している他の場所からの情報です。まだ私にはそういった情報にアクセスする方法やデータの読み取り方がわからないので実際に調べることはできていませんが、「ここにはもういない!」とか「ここに入り始めた!」などの話を耳にする毎日です。先輩レンジャーはあれやこれや、今年の動きの特徴について議論しておりますが、私にはさっぱりございます。来年の今頃には議論に参加できるのでしょうか?


さてさて、前回の羽クイズの正解です。

正解はこの鳥...
ツグミの画像

冬鳥としておなじみのツグミでした!
画像はウトナイではなく札幌市内の公園で撮影したものです。

a,bは初列風切、c,dは次列風切、e,fは尾羽と思われます。
黒と茶で考えると、この時期には本来いないんだがウトナイで越冬しているホオジロ、もしくはスズメなどが考えられましたが、大きさが合わない...あと水鳥でもこの色のパターンの鳥はいるので、結局図鑑の最初から最後まで見るはめになりました。おかげで更に羽に詳しくなりました...

ちなみに色合い的に亜種ハチジョウツグミではなさそうです。

第二問の白い羽についてはまだ答えが出せておりません。この1週間ほど頭から離れなくて困っております。わかった!という方は是非ご連絡を。中村チーフ、ご助言を...


コロナウイルスの影響でついつい自宅に引きこもりがちになってしまいますが、ウトナイ湖の観察路を散策しながらバードウォッチングをしてみる、というのも気分転換になってよいかもしれませんね。

ウトナイは水鳥でにぎわっております。そろそろ夏鳥もやってくる季節となりました。ホームページの最新自然情報はレンジャーの勤務日には必ず更新しておりますので、散策に出かける前にチェックされると見ることができる鳥の予習ができますよ。

ウトナイ湖最新自然情報

(中村T)

皆さまこんにちは。見習いレンジャーのタイチです。

本日早朝、今シーズン2回目の雁類のカウント調査を行いました。カウントされた総数は 40000羽+ です。今後もウトナイ湖サンクチュアリでは調査を継続する予定です。マガンの生態についてはまだまだ分かっていないことが多く、このカウント調査も生態を明らかにしていく一助となるものです。ちなみに...皆さまは過酷なカウント調査をする必要はありませんので気軽にマガンのねぐら立ちとねぐら入りを観察にいらしてください。この時期ならでは、圧巻の光景です! 鳴き声もよく通る美声です! おなかの模様も素敵です! 

そして同じ日の午前中、自然情報収集調査に中村チーフと出かけました。観察された鳥はメインサイトの最新自然情報をご覧ください。いくつか印象に残っていることがありますが、まずは先日のブログに掲載もあった、冠水でしょうか。昨日今日でやや水は引いたようですが、まだ一部では長靴でも通過が困難な個所もありますので、十分にご注意ください。ちなみにこの冠水の影響で、某レンジャーは長靴に空いた穴に気付いたようです。誰とは言いません。

植物は春に向けて変化が見られ始めています。下の画像はエゾノバッコヤナギの芽吹きです。非常に美しい、このままアクセサリーになってしまいそうな造形です。

IMGP6537

そして、冬季は集団で行動していたカラ類(混群と呼びます、興味のある方は調べてみてください)が種ごと別々に行動していました。シジュウカラ、エナガ、ハシブトガラなど。繁殖期に向け縄張りを意識し始めるようですね。生活が大変な時はお互いに協力しあい、少し生活に余裕が出てくるとお互いの距離感が気になってくる、うーん、人間のようだ。鳥たちの生活は「不思議」と「感心」でいっぱいです。

そんな中、今日はこの鳥に注目。ゴジュウカラです。
今日撮りましたがちょうどよい姿勢で納まってくれました。

gozyuukara_2020_0312

2月だったか、ネイチャーセンターに遊びに来てくれた少年とあれこれ話していた時に「なぜゴジュウカラは幹を逆さまの状態で移動できるのか」という話題になりました。ゴジュウカラの特徴的な行動で、種を象徴するものですが、なぜ可能なのか。私も答えは知らないので「なんでだと思う?」と尋ねると「たぶん脚に秘密がある!」との回答でした。
詳しい人に聞いたり、図鑑を見たりすることも大切ですが、なんでだろう?とあれこれ推測してみる、これが自然との付き合いを楽しむ醍醐味なんだなぁと彼と話していて感じました。皆さんも不思議なことに出会ったら、答えを知りたい気持ちをぐっと堪えて、まずはご自身であれこれ考えてみることをお勧めします。

(中村T)

↑このページのトップヘ