皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

さて、何を書こうか、今まさに考えながら書いていますが...現在カウンターに座り窓の外を見ていますが全く鳥の姿はありません。見る鳥がいない、これで思い出したのは、ネイチャーセンターの餌台についてです。

毎年冬季間のみ餌台で給餌(えさやり)を行ってきましたが、レンジャー間で話し合い、この冬は中止することにしました。
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給餌に関しては様々な意見や考え方があり、メリット、デメリットがありますが、ここネイチャーセンターの餌台に関しては以下の3点が中止の理由としてレンジャーの間から上がっています。

・人慣れした野鳥が近寄ってくることがある。

・意図せず他の動物(主にエゾリス)が餌台を利用している。

・木の実や種など、餌となるものが周囲にある。

ここでは炎上が怖いので個人的な意見は書きませんが、まぁ、ざっくり言うと「野の鳥は野に by中西悟堂」ということです。とりあえず、ウトナイ湖サンクチュアリネイチャーセンターでは、この冬は餌台で餌をあげないことに決まりました。餌台に集まる野鳥やエゾリスを楽しみにしていた方もいらっしゃると思いますが、ご理解いただけると嬉しいです。

さて、ここで終わる予定でしたが、なんだか窓の外が騒がしい。
100羽程度のマヒワの群れ。中にベニヒワがいないか、懸命に探しましたが見つけることができず。
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そうこうしていると奥のほうから木をたたく音が...久しぶりにオオアカゲラを見ることができました。(画像無し...無念です)

(中村T)