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皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

今日は小学生が課外授業でやってきました。双眼鏡と図鑑を片手にネイチャーセンター付近の観察路を巡り、見つけた野鳥を記録用紙に書き入れて、最後に皆でまとめをしました。そうそう、最近の小学生は探検バッグというものを持っています。
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厚みのあるクリアファイル状のもので背面にバインダーが付いていて観察用紙などを挟むことができます。自分が小学生の時はどうだっただろうか... そもそも自然観察系の課外授業自体がなかったかもしれません。せいぜい工場見学や博物館・資料館見学で、ただ感想文を書いて終わり、そんなことしか覚えておりません。皆で意見を出し合ったり、まとめをしたりなんてそんな高度なことはしていなかった印象です。時代は確実に進んでいますね。今の小学生の皆さんが大人になったときには、もっと自由に意見を出し合い、話し合い、問題を解決していける世の中になっているのでしょうか。そうあってほしいものです。

これは今日皆で完成させた観察記録。
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どこで何を見たかをホワイトボードに書き込んでいくのですが、木の中にマガンという言葉が書き込まれているのがわかると思います。これは遠くの空を通過するマガンを木々の隙間から見たよ、ということなんです。こんな素直な、見たままを伝える気持ちを私はすっかり忘れてしまっていますな。ほんの些細なことですが感動しました。

(中村T)

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

苫小牧市内の小学生がやって来ました。ウトナイ湖で自然に親しんでもらおうという趣旨の自然ふれあい教室というプログラムの一環です。本日は「鳥に興味を持ってもらおう」という内容。皆さん、後半は暑さと眠気との戦いになりましたが、クイズやパズル、実際に双眼鏡を使ってのバードウォッチングの練習と積極的に参加しているなという印象でした。

このコロナ禍の中、なかなか表立った活躍の機会を見ることができない中村チーフが生き生きとしていましたね。野鳥、地元の自然を身近に感じてもらいたいという熱意が私にも伝わったので、児童の皆さんにも何かしら感じることはあったと思います。
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天気にも恵まれ、ほんの一瞬でしたが鳥の鳴き声、姿も観察することができました。次回はもっとたくさんの鳥を見ることができたらいいなと思っています。お疲れ様でした。

私は「先生、先生」「レンジャー、レンジャー」と呼びかけられて、たじたじでした。厳密に言うとそのどちらでもありませんよ。

皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

来週から小学校の課外授業の対応が入っているので、館内の展示をどうしようか迷っています。せっかく来てくれるのだからよい機会になってほしいのですが、教育に興味も関心もない人生だったので少し困っております。展示を変更するにあたり、彼らの気持ちで考えてみようと、小学校低学年の自分を思い出してみました...ひたすら中休みと昼休みのドッジボールのチーム分けと作戦のことしか考えていなかったことを思い出します。今の小学生はどんなことを考えているのだろうか。実はそんなに変わらないのでは、とも思っています。いや、少なくとも私よりはマトモなはず。

相手の立場になって考えようと、とりあえず相手の目線になってみました。私が膝立ちしたくらいが彼らの身長。それで館内を一度見て回りました。大人用の展示物をまったく見ることができないわけじゃないけど、踏み台があれば少し良くなるかなぁ位の発見はありました。現在館内はコロナウイルスの影響で、触る展示はNGとなっています。なので、彼らの目線にちょうど良い絵や写真を貼って、それをネタにおしゃべりでもしてみようかと思案しています。

いずれにしても、何か一つでも発見や気づきがあって欲しいなと願っています。私にちょっかいを出して遊んでもらって構わないので。ただし、わき腹をくすぐるのはNGです。弱いので。

画像は満開の...
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オオアワダチソウ(外来種)です。咲くと目立ちますね。何とかせねばいけません。

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