皆さまこんにちは、見習いレンジャーのタイチです。

視覚による伝達効果は言葉や文字によるそれより数倍優れていると言われています。ということで、我々レンジャーも言葉だけではなく写真やイラスト、図表を交え、皆さんの記憶に少しでも残るよう、お話をするときには工夫しています。

今年の春から私が担当している「ウトナイ湖サンクチュアリ周辺自然情報」。こちらもマップ上に文字だけではなく、可能な限りイラストと共に野鳥を配置するようにしています。

ウトナイ湖サンクチュアリ周辺自然情報2020年9月

さてこの野鳥イラストですが、おそらく過去に在籍した絵が得意なレンジャーが描いたもので、そこそこ数はあるのですがメジャーな野鳥の中でもまだ欠けているものがあり、何とかしなければと思い続けていました。それにしてもうまく描けていますね。今回使っているマガンとヒシクイなんかは雰囲気がとてもよく出ています。こういうイラストをサッと描ける人、字がきれいな人に私は強い憧れがあります。

いくつかある欠けているものの中にキジバトがあります。

キジバトと言えば、いやでも?聞こえてくるあの声で皆さんおなじみ、出現頻度がとても高いので何とかイラストで皆様の記憶に残したいところ。「声はよく聞くけど姿はわからない」という来館者の方も多いので、取り急ぎ先月描いたのがこちら。
kizibato

やばいクオリティです。ヘタウマの領域をはるかに超えた下手さ。

これじゃいかん、ということで、今回のマップを制作するにあたり新たに描いたものがこちらです。
kizibato

うん、だいぶましになりました。ですがあまりにじっくり見られると粗が見えてしまうのでご遠慮ください。チラ見でお願いします。

PC画面でマウスを操作して絵を描くのはとても難しいです。コツコツ練習していこうと思います。
そうそう、今回、ミサゴも私が作ったのでご高覧いただければ幸いです。

(中村T)